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カテゴリ:毎日の記録
僕らのいる世界は平面で丸い。
それがたくさん集まって球になっているんだ。 重なっているようでよく見ると重なっていない。 そんな、世界さ。 そんなひとりぼっちの世界、どうやってつながるか知ってるかい? そう、それが「コトバ」ってヤツだよ。 言葉を交わすと世界が交わる。 交わす言葉が多ければ交わる面が増える。 「知り合い」とか「友達」とか「仲間」ってやつになるんだ。 言葉を交わすために必要なものは「名前」だ。 これは自分のためにあるものじゃない、自分のものだ。 相手が自分を認識するための、道具だ。 名を呼ばれ、コトバを交わす。 そうやって「自分」は作られていく。 呼ばれる相手によって見える自分が違うだろ? そういうことなのさ。 同じ空間、同じ部屋、同じテーブルに付いていても 全く知らない人なんてたくさんいる。 そうさ。 だからそういう風に人と付き合うことだってできるんじゃないかい? シュレーディンガーの猫を知っているだろう? 本当の理論は難しすぎて面倒だけど、こう理解することはできる。 「有るものと無いものは同時に存在しない」 生きている自分がいるなら死んでいる自分はいないってことさ。 哲学じゃない、理論の方さ。 あれは理論では無理だが、哲学的にはイケるんだ。 だから僕は猫になる。 知っているけど共有しない。 いやいや、 シュレーディンガー程大したことをしようと言うんじゃないよ。 並行世界を使えば可能だ。 きっと、簡単なことだ。 …こんなの見つけたけど。 本当にできるのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月12日 17時43分57秒
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