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テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:ひみつ
以前は泊まりがけて行っていた「合宿」
昨年から、誰でも参加できるようにと近くで日帰りとなった。 それでもみんなで近くとは言えいつもとは違う広々とした場所でお稽古できるのは浮つくくらい嬉しい。 しかも昨年に引き続き、介添えを仰せつかりましたよぅ。 今回は第二介添え。 実は初めてです。 でも。 仕事がどうにも上手く行かず、思うようにお稽古に行かれない。 加えて第一介添えの方とは全くお会いできず。 結局本番、ぶっつけになってしまいました。 介添えは何度も見てるし、ようつべでも何度かオベンキョしました。 本も読んだし…。 でもねぇ。 やっぱり、実践でお稽古できないとダメなのね。 頭ではわかってるつもりでも行動がついていけなかった。 先生にもきっちりそこんとこ指摘され、恐縮するばかり。 射手の先生にも気を遣わせる始末。 あらら。 久しぶりに自分にがっつりダメ出しです。 そう。ここんとこ、講習会講習会で浮かれていた。 見える景色の広さに浮かれ、お稽古がおそろかになっていた。 そこを。 きっちり叱られました。 だから。 だから、すごいと思うのです。 ウチの先生方は。 本当にありがたいというか、見逃さずきちんと指導をしてくださる。 やっぱり、この連盟に入って本当に良かったなぁと、しみじみ。 今年度から運営役員が変わり、それに伴って手伝う事も増えました。 理事の方々にお任せっきりだった仕事も少しずつではありますが、我らの世代に移ってくるのです。 担当の仲間に気を遣い、共に運営に携わる。そんなことも増えていくのです。 矢渡し、ひと手行射のあと、基本の体配をお稽古し、お昼。 基本の体配ってのは、いくらやっても上達できない。 できているつもり。 やってるつもり。 なのだから、治しようがないでしょう そこを、コテンパン。 出来てない、息合いを使えていない…。 厳しいご指導でくらくらしますが、こんなこと、やってくださる先生はいないのです。 ありがたくて、本当に感謝感謝です。 なんとか、体配を正しく行いたい。 品格のある射を目指すためにも。 歩き方、立ち姿、目線、息合い。 どれをとっても重要で、でもなかなか教えてはもらえないものなのです。 本当はすべてを。 先生方に教えていただいたことのすべてを、全部、自分のものにしたい。 でも、そんなに簡単なものではないので、せめて言われたひとつでも、自分のものにして 体配を。 そして。 遠的。 昨年はすごい雨でできなかった「遠的」 一度しかやったことなく、でも興味津々の「遠的」 先生のご指導のもと遠的場へ。 3名でひとつの的を使います。 立射です。 少し足踏みを狭くして狙いをうんと高くします。 近的は離れた瞬間に結果がわかりますが、遠的は飛んでいく矢が見えます。 遠的は大きく離れること、胸を開いて離すことが求められるとのことで、 近的にも充分通用するのです。 でも。 やだわ~。 楽しいよぅ。 来週の講習会でも遠的があります。 その、練習にと思っていたのですが、ダメだ、楽しいだけで終わってしまいました。 遠的のあとは休憩して射技指導。 ひと手ずつ先生に見てもらい、ご指導が受けられます。 なんと豪華な、贅沢なラインナップ。 日頃お忙しい先生方が、我らぴよぴよひよこどもをきっちり見て、指導してくれるのですよぅ。 ありがたや~。 日頃の疑問や、今気をつけていることを見てもらえるのです。 楽しい時間はあっという間に終わってしまい、今年の合宿も無事終了しました。 企画、運営をしてくださった、理事の皆様。 教授方としてご指導いただいた先生方。 本当にありがとうございました。 なんだかさぁ。 弓道って個人競技だと思ってたけど、やっていくうちに団体戦なんだなぁと、つくづく思います。 しかも。 自分ひとりがちゃんとしていれば良いとか、そういうことではなく。 タチに入る5人。 運営に携わる人々。 先生方。 その、どれか一つが欠けても出来ない程の団体。 そんな気がします。 共に立ちに入る仲間は、お互い、どうしたいのか、どうするのかを互いに察知しあい、心を合わせ、 気持ちを一つにして射行する。 自分を相手と合致させ、誠を尽くし、己を埋め込み、そしておおらかに引く。 すごいなぁ そして。 楽しいなぁ。 幸せだよぅ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月17日 21時08分06秒
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