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カテゴリ:雑談
100年に一度の不況 と毎日言われています。
実際、どんどん影響が出てきていて 一時の、派遣切り問題の議論はすでに終わり
正社員にも影響が出てきました。 「給料出るからいいじゃん」 という問題ではなくて、正社員の人は、今度は家族があったり、子供がいたり、家のローンがあったりで、家がないというレベルとは違いますが、それなりに苦しくなります。 また、給与削減程度ならいいですが、ソニーですらすでに正社員も削減してますから、今後は正社員もまた「希望退職」などもあり得ます。 あとは、前回の反省だと「業界再編」ですね。買収されると、それだけで大きく待遇が変わります。 ただ、今回は前回のように外資から買収されていきなり自分の会社が外資に、というのはないとは思いますが。 今の若い人はみなコンサバで、終身雇用を望むそうですが、それは皆、大企業でずっといい環境だったからです。 会社から厳しい条件をつきつけられてまで、果たしてそう思うかどうか。 前回の大不況のときは、みなが信じていた会社にあっさり裏切られ、自ら出て行くようになり、今のような人材の流動化につながりました。 一方で、実はレベルの低い人も「切られる前に出て行く」ことで、自分を正当化することも可能でした。しかし、そのような人は結局、転職の回数が増えるだけの人になりがちです。 不況の時代、大企業にいるとどんどん事業が縮小されていきます。 基本的に下もはいってこないので自分の仕事は増えるだけです。 上からは「経費削減」の話しかきませんし、大きな投資もないのでワクワク感のある事業もありません。 私の多くの友人で辞めたのは銀行のヤツでした。当時、私自身、銀行から内定をもらっていたのですが、銀行にいって、入ったとたんに大不況で、結局、数年間、借金取りだけして嫌になって辞めた人間がたくさんいました。当時は金融も「おれも外資に行きたい」という、次の夢の持てる場所があったのですが、今は「外資系金融」という「ユートピア」はないですからね…。 逆にメーカーは皆残っていますね。 パナソニックの友人なんて、赤字の時に転職寸前まで行きましたが(私が転職のアドバイスしてww)、見事に今もいますし、激震のアメリカ駐在です。 そんな社会人を見ると学生も「先輩たち、大企業に行ったけど楽しそうな人は誰もいない」 となって、「なんか、つまらなそーな人生」となります。 そのときに、「ベンチャーでも自分でやってみるか」となります。 ベンチャーには「新規事業」しかないからです。 実際、前回の不況時に今のmixiやら、はてななどのベンチャーが育ったはずです。 今回も優秀な人が新しい価値を生み出す準備をどこかでしているはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.10 21:32:53
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