クライマーズ・ハイ(BD) ◆20%OFF!
クライマーズ・ハイ デラックス・コレクターズ・エディション/堤真一[DVD]
堤真一の「クライマーズ・ハイ」を見た。
かなり、おもしろかった。
日航機墜落事故、新聞社もの、家族もの、いろいろ側面はあると思いますが、私には「組織もの」というのでしょうか、そういう側面で見ました。
・色ボケしたエロ会長
・過去の成功にしがみつく上司
・「ものつくり」の現場と相反する「営業の現場」
・会社にはびこる大手へのコンプレックス
・ピュアでプライドを持つ現場
・上司を恐れることなく、「正しい」と思う仕事をやりぬく痛快さ
・後半、部下の実力と過去の己の過ちを認め部下に「思い切りやれ」という上司
・そして、最後の大きな決断で人間らしく躊躇する現場のリーダー
・地方から抜けることができない、主人公のリアリティ
どこの世界であっても、同じような苦悩があり、そこで現場のリーダー、そして全体の管理者とは、というものを感じました。
そしてまた
「新聞」という、今となっては斜陽業界の最も生き生きとした時代を見た気がします。
あんな反骨心、「新聞を作った」と言って仕事をするジャーナリストはどのくらいいるのでしょうか?