これまで「いかに考えるか?」や「企業の戦略をどう考えるか?」ということに重きをおいてきました。
しかし、最近よく思うのは、「ちゃんと考えているのに、うまく伝わらない」とか、「なんで、本当はそう考えているのに、資料に落とす、そーなるの?」ということを言われた人のためのテーマです。
■かっちょいー、パワポを書くスキルを磨く
パワポを書く、過程において重要なことは、まさにロジカルシンキングをした結果をいかに反映させるか? ということです。
・全体の構成
・一枚一枚の構成
・メッセージ
・ボディ
・そして、デザイン
その辺がテーマになってきます。
私はよく、「美しくあれ。美しくないものは、そもそも間違っている」とさえ言います。
いい戦略、いい提案は、非常に美しいものです。
よって、「正しく考え」そして、「考えたものを正しく伝える」 両方が今のビジネスの現場では求められています。
■背景
もはや、「買ってください」、と言われて「はい」という客はいません。 また社内ですら、「根回し」と「調整」の連続です。
今やビジネスマンは社の内外を問わず、阿吽の呼吸で伝わる人なんていません。
誰もが、「提案型」、「問題解決型」をビジネスの現場では求められます。
今や、トヨタも、電通、大手新聞、出版社もみーんな赤字の時代です。
「買ってください」、「やりましょう」で通じる時代ではありません。
思考力があればいいか?
それも違います。 相手は単なる「一担当者」であることが多く、権限者ではない場合、わたした資料が意思決定者(=上司)に渡ります。 彼が資料を5分で見て納得し、望まないとビジネスは通りません。社内であっても同様で、結局調整として会社内を資料がまわります。 一人一人話して説得する場合もありますが、やっぱり「紙くれ」と言われます。
やっぱり、「紙」で社内で残る資料が必要なことが多いのです。
よって、本来は「考える力」と「それを伝える・表現する力」の両方が必要、ということになります。
その後者を勉強しましょう、というものです。
さ、がんばりましょう。