カテゴリ:駅伝
本日行われた全国都道府県対抗女子駅伝は、劇的な結末を見た。
レースを終始優勢に進めていた京都は、最終区を迎え、2位に1分以上の差をつけ、楽々の逃げ切り態勢だった。 そこからドラマが始まった。2位の兵庫、3位の群馬が追い上げる。 一方、1位の京都は、ペースが上がらない。差は、1キロごとに10秒ほど縮まるスリリングな展開となった。 さらに後方を走っていた愛知の鈴木亜由子が、猛烈に追い上げてくる。 五輪代表の有力選手である群馬の西原加純を抜き、兵庫も抜いて2位に上がる。トップの京都も目の前だ。 久々に、テレビに釘付けとなった。 京都と愛知の差は、中継所時点で、1分37秒。通常ならば、逆転不可能の位置。それだけでなく、前に3人いる展開だ。一人だけなら、ブレーキする可能性はあるが、3人となると、まずないといってよい。 しかし、鈴木は、前の二人以上の走りで、ぶっこ抜き、先頭をとらえ、愛知の初優勝をもたらした。 すごいレースだった。 中学生、高校生が多く出る育成目的の強い大会だが、今回は、本当に勝負に酔いしれた。 この中から、リオ五輪に出場する選手も出るだろう。オリンピックにも期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.01.17 19:43:06
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