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ポセイドンの目覚め

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2016.01.17
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カテゴリ:駅伝
本日行われた全国都道府県対抗女子駅伝は、劇的な結末を見た。

レースを終始優勢に進めていた京都は、最終区を迎え、2位に1分以上の差をつけ、楽々の逃げ切り態勢だった。

そこからドラマが始まった。2位の兵庫、3位の群馬が追い上げる。

一方、1位の京都は、ペースが上がらない。差は、1キロごとに10秒ほど縮まるスリリングな展開となった。

さらに後方を走っていた愛知の鈴木亜由子が、猛烈に追い上げてくる。

五輪代表の有力選手である群馬の西原加純を抜き、兵庫も抜いて2位に上がる。トップの京都も目の前だ。

久々に、テレビに釘付けとなった。

京都と愛知の差は、中継所時点で、1分37秒。通常ならば、逆転不可能の位置。それだけでなく、前に3人いる展開だ。一人だけなら、ブレーキする可能性はあるが、3人となると、まずないといってよい。

しかし、鈴木は、前の二人以上の走りで、ぶっこ抜き、先頭をとらえ、愛知の初優勝をもたらした。

すごいレースだった。

中学生、高校生が多く出る育成目的の強い大会だが、今回は、本当に勝負に酔いしれた。

この中から、リオ五輪に出場する選手も出るだろう。オリンピックにも期待したい。





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最終更新日  2016.01.17 19:43:06
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