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早稲田松竹でコーエン兄弟の「シリアスマン」と「トゥルー・グリット」(2本立て)を見てきました。
2つの同じ監督の作品かっ!と思えるほど全く違うタッチの映画なので、興味深かったです。 「シリアスマン」は、ユダヤ人コミュニティーで家族と共にマイホームに住む大学の物理学教授、きわめて平凡で真面目な中年のユダヤ人なんだけど、人生がどんどん悪いほうへ悪いほうへ導かれ、人生相談をラビにもちかけたりするのだが、一向によろしくならない。(困ったときの宗教頼み?はどこの国でも一緒か?)不条理劇をみているかのようだし、アイロニーウイットある作品。脈絡ないけど、歯医者の話(歯の内側にヘブライ語のメッセージが掘り込んであったという)のシーンはなかなか笑えた。エンディングは唐突に終わる、、、、もっと見たい、この先の展開が知りたいってところで。でもその暗雲立ちこめる天気と、電話をかけてきた医者が今すぐ話があるから来い、電話では話せないって言ったところで、いい話が待っているはずもない・・・ということは安易に想像させられて幕を閉じる。 オフィシャルサイト:http://www.ddp-movie.jp/seriousman/index.html 「トゥルー・グリット」はコーエンブラザーズ予想外の西部劇 殺害されたお父さんの敵討ちをしようとする、14歳の少女が、犯人が逃亡した先住民居留地に向かって評判のいい保安官に復讐の助っ人となってもらうようにお願いし、レンジャーとともに乗り込んでいくストーリー。 女の子が西部劇に登場し、おじさんたちとの友情ストーリーもあるってところがポイントか。ドンパチドンな展開。主人公の女の子は大変魅力的だった。 私はよく知らなかったけれど、1969年の西部劇映画『勇気ある追跡』のリメイク、チャールズ・ポーティスの同作品の原作小説の再映画化ということであるらしい。 オフィシャルサイト: http://www.truegritmovie.com/intl/jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.21 06:40:46
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