山元洋介のリズムワークショップ

音楽に於いては、感性と技術のほど良いバランスが大事だと思います。

感性の方だけに偏ってしまうと、技術が伴わないのに理屈だけを述べようとします。


これはプロの世界では通用しません。

逆に技術だけが人より勝っている場合では何とか仕事にはなります。


技術の難度さが分かって来ると、自分の未熟さが分かって来ますから自分から発する言葉を慎重に選んで話すようになります。


人間は分からないうちは、文献を読んだり、人からの話を聞いたことだけで然も自分が出来ているような錯覚に陥りやすいです。


何事にも上には上が存在します。


また、感性だけを前面に押し出す人には技術論を述べてもまず交わる接点は見出せないです。


例えば、リズム感を良くするにはという問いかけにそう言うものは訓練しても良くならないとほぼ決め付けます。


技術はしっかりした指導者に付いて、素直にやり続けると何とか形にはなってきます。


感性も技術を深く追求すると自然と身に付く事もあります。


物事を勉強するには、自分の信じた道を何が何でも貫き通す強い志が大切だと思います。


ある程度時期が立てば、何時までも自分の志がぶれてはいけません。


人との巡り合いが自分の進むべき道を左右します。