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カテゴリ:リズム
リハーサルの時に入念にリズムのタイミングを合わせて、いざ本番に臨んでも必ずしもリハーサルのように上手くいくとは限らないのがリズムです。
リズムが思ったように躍動しない場合は、一番の難敵は余計な所に力が入る事です。 どんな技術の場合でも、如何に余計な力を抜くかが求められます。 微妙に力が入ってもリズムには躍動感が出ません。 歌を歌う場合や演奏していて余計な力を抜く事も、リズムの基本を学んでいくと徐々に理解出来て来ます。 何故ならば、リズムを円運動のように躍動させるには身体に力が入っていてはそのリズムを出す事は不可能です。 人間の聴力とは不思議な物で訓練すると、歌の場合なんか一つの言葉に微妙な力が入っても今のは力が入っていると即座に認識できてきます。 余計な力の入っている演奏は、演奏の姿勢もどこかしら固いです。 ムチをしならすタイミングとリズムは似た所があります。 素早くムチをしなるのも、肘の力を抜いて俊敏な余計な力が入っていない手首が要求されます。 これは楽器を演奏するのも同じだと思います。 概して、余計な力が入っている人の共通項は肘と手首が堅いと言う事が殆どです。 肘と手首を柔らかくする一つのコツとして、手拍子を叩く事をお薦めします。 4分音符=120~160ぐらいで8分音符を均等にフォルテで叩けるように練習すると肘と手首に力が入っては決して長くは叩けません(この時、足を4分音符で力強く踏む) リズム感が不安定な人は、この手拍子を叩いてもらうと如実に答えが現れます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 25, 2007 08:24:31 AM
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