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カテゴリ:レッスン
生徒のレッスンしていて、色んなことで悩みますが、試行錯誤していくと、やはり伴奏の音楽を手拍子で叩いてもらうとなるほどと思います。
最近のカラオケの打ち込みの音は、非常にリズムが鋭いですから、そのリズムを的確に捉える事は非常に難しい事です。 機械の音だからと思って、生の音には及ばないと思っている人もいるようですが、なかなかどうして実際は、生のバンドの音より打ち込みの音のほうがシャープな場合も多々あります。 カラオケの伴奏の音に、手拍子を叩いてもらうとその人のリズム感は一目瞭然です。 案外、音楽をやっている人はこれが出来ない人が多いです。 小さい時から、何十年と音楽をやっていてもカラオケの伴奏のリズムに手拍子が叩けないと言う事は、音楽の基本が全く出来ていないと言う事です。 私も、専門的な生徒も見てきましたが、音楽を聴いてリズムを取ると言う単純な基本行為が出来ない人が、色んな曲を演奏したところで人には心地良さを与える事は不可能です。 ここのところに気付く人が少ないのは、残念です。 アンサンブルでも明らかにリズムの感じ方が間違っているのに、全員が同じリズム感ではいつまで立ってもリズムは良くならないです。 こういう場合は、リズムの事ではあまり真剣に深く悩んでいないです。 直すコツは、自分より数段に優れた演奏家と一緒にやる事でしょう! 一拍の音符の感じ方が違う人と出会うと、リズムに悩むようになります。 此処に、一流と二流の歴然とした差が出ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 13, 2008 05:41:17 AM
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