山元洋介のリズムワークショップ

リズムについて亡き師匠から教わった理論をブログで書き綴っていますが、「リズムを合わす」と言う行為の難しさは文章で表すことは不可能です。


リズムについてよく言われる事は、大抵が感覚的で抽象的なことが殆んどです。


もう少し前にリズムに乗れとか、逆に後ろにリズムを意識しろとかの抽象的な言葉でよく言われています。



結構、この表現の言葉を使っている音楽家は多いです。


感覚的な言葉としては的を得ているのですが、人に教えるにはあまりにも抽象的過ぎます。



リズムの原点は、ジャストに合わすことから始まります。



リズムのジャストに合わす事すら出来ない人が、リズムについて色々理屈を言ったところで何の意味もありません。


案外、自分の演奏から強烈な１，２，３，４が出来ていない人に限って、あれこれ抽象的な理屈を言います。


リズムは理屈じゃないですから、確かな練習方法で訓練する事です。



音楽に合わせて躍動感ある手拍子＆足拍子が出来る事が一番です。




この基本が出来なければ、リズムのスタートラインには立てません。





リズムは単純な事が一番難しいです。