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カテゴリ:リズム
今年も余すところ残り少なくなっいて来ました。
音楽の原点は、やはりリズムでしょう! 楽器を演奏しても、歌を歌っても最後の決め手はリズムです。 色んな人が同じ譜面で曲を演奏しても、その人のリズム感の良し悪しが演奏を左右しています。 歌に於いても、いくら美声で歌い上げてもリズムがいまいちならば聴いている人には感動を与えません。 ボイストレーニングでは腹式呼吸で歌う事が求められます。 それは当然のことですが、そこにリズムを付加して訓練する事が少ないです。 リズムの原点は、一拍の長さを求める事に尽きます。 一拍の長さの基本ベースの考え方は、まずメトロノームの正確さは求められます。 このメトロノームの考え方で、機械に合わせても人間の作り出すスイング感は出来ないという考え方があるのも確かです。 しかし、こういう人に限って楽器とかを演奏してもらうと、まずリズムが身体から出てなくて正確な速度がキープ出来ていないと言う現象が見られます。 自分一人でリズムキープ出来ない人が、いくら理屈を述べても何の説得力もないです。 手拍子を叩く行為でも同じことが言えます。 手拍子の叩き方がギクシャクしている人が、リズムについて色々持論を述べても無意味です。 音楽をやっている人で、手拍子が苦手な人が多いです。 私の師匠は、手拍子を叩くとか足を踏むとかメロディーを歌うとかの行為を特に大切にしていました。 自分の口で表現できていない音楽は、楽器でも表現は出来ません。 音楽は、実にシンプルな事から始まります。 音楽で曲芸的な早弾きとかを目指すなら別ですけれども、シンプルでいいからしっかりとした躍動感あるリズムを目指すべきです。 音楽は「はじめにリズムありき」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 21, 2008 07:50:30 AM
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