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私が、「リベラル」という言葉で一番に思い出す人物は、『次郎物語』の著者、下村湖人です。「リベラル」だけど決して左派とは言えない人。戦時下の言論統制に対して、日本の伝統的な価値観を軸にすえた、でも「自由主義」を大切に守ろうとした、教育者であり作家である人です。
その下村湖人の、とても「日本的」な「解釈」で「論語」を「物語」にしたのが、↓に紹介する「論語物語」です。 論語物語 下村湖人著 講談社学術文庫 税込み1050円 論語物語 下村湖人著 まどか出版 税込み1575円 以下、楽天ブックスより、まどか出版版の『論語物語』のページにある作品・著者紹介を引用します。講談社学術文庫の方も、本文は同じもののはずです。 ------------- 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 二千年の時を超えた「論語」が“物語”になって楽しく読める!子へ孫へ読み継ぎたい名著が装い新たに登場。 【目次】(「BOOK」データベースより) 富める子貢/瑚〓(れん)/伯牛疾あり/志をいう/子路の舌/自らを限る者/宰予の昼寝/觚、觚ならず/申〓(とう)の欲/大廟に入りて〔ほか〕 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 下村湖人(シモムラコジン) 作家、教育者、教育哲学者。1884年、佐賀県に生まれる。17歳ころから「内田夕闇」の筆名で文芸誌に投稿し、年少詩人として全国的に知られるようになる。1909年、東京帝国大学文学科を卒業し、1911年、母校の佐賀中学校で教鞭をとる。唐津中学校長などを歴任したのち、日本統治下の台湾へと渡った。台中第一中学校校長、台北高等学校校長となり、1931年に教職を辞任。1933年、大日本青年団講習所長に就任し、在任中に小説『次郎物語』の執筆を開始する。1937年に講習所所長を辞任し、文筆活動と全国での講演活動に専念、昭和前期の青少年社会教育に大きな影響を与えた。1955年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.08 23:27:41
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