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久しぶりに夜一人で、自分のためだけのおでかけをした。
詳しいことはクローズド日記の方に書いた。 いろいろな人と知り合えておしゃべりができて楽しかった。 2次会の居酒屋でも面白い話がちょっとあったので、こちらへもちょっとメモしておこうと思います。そのうち何か考えるときに使えるかも。 話題は、日本人の身体所作が明治以降、概念的にばらばらに解体されてしまった、もともとの日本人のからだつき、動作というものは、明治以降の富国強兵政策の中で、強い兵隊を作るために、歩き方、座り方など、伝統的にもっていたものを一度ばらばらにして組み替えられてしまっているのだ、というお話。 そして、日本では、身体パフォーマンスの領域である、「スポーツ」と「ダンス」と「演劇」と、それぞれ交流・接点が乏しい、なんてお話。 で、お話を聞きながら私が考えたのは、そのばらばらになっていたものをなんとか探り出し再構成して、借り物ではない、現代の「日本人らしさ」「日本人の身体性」をなんとか作り出そうとした取り組みが60年代、70年代のアングラ演劇をはじめとする身体表現の前衛芸術だったんじゃないかってこと。ほら、文学作品としての脚本とその解釈という「抽象的な思考」を中心にした芝居から、もっと動作、動き、体による表現、そこから生まれる演出という方向性の模索とかね。竹内敏晴さんの取り組みなんかもそのあたりにルーツがあったんじゃなかったっけ?そういえば、とろろ丼さんが1学期に調べてまとめた暗黒舞踏の麿赤児さんも、最初はお芝居をやっていたんだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.18 02:54:05
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