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21日土曜日、リレンザ服用4日め。
インフルエンザの症状はだいたいなくなりました。 20日は一応ずっと平熱だったし。 でも、家庭内隔離はまだ継続。 なにしろ、とろろ丼さんにもアライグマオヤジさんにもうつすわけにいかないんです。 とにかく今週はなんだか散々な一週間だった。 私はインフルエンザで動けないし、とろろ丼さんは学校の共同制作が佳境に入っていて忙しいし、そして、タイトルのようにアライグマオヤジさんは写真展の準備で忙しい。 そう、アライグマオヤジさんは個展の準備中なんですよ。 写真展「ラクリメ」 2002年に癌でなくなった我が家のオバアの写真なんですが・・・ 会場はムサビ。9号館の6Fのギャラリーで、入場無料 11月24日から12月5日まで(日曜は休み) 開場時間は11:00から17:00まで。 なかなかカッコイイ写真展になりそうです。 24日の夕方にはなんと「アーティスト・トーク」ってものも企画されているらしい。 この写真展、本人の持ち出しは一切なし、というとてもラッキーな企画なんです。 実は、学生さんの展覧会をプロデュースする授業のテーマになったんだそうですよ。 だから、美大の一応照明とかしっかりしている本格的なギャラリーで、学生さんたちのセンスが発揮されたカッコイイ写真展を作ってもらえるということになったんです。 そもそも・・・・・ アライグマオヤジさんはムサビの業務委託のビルサービス会社で働いてます。 途中、オバアの介護等で抜けている期間もあるけど、とろろ丼さんが3歳のころからなんで、業務委託のオジサンとしては古株のベテラン。 学生さんたちとも仲良くなって、ここ数年は映像の学生さんの卒業制作の映画に出演したりもしているんですが、カメラが趣味(というか、はっきり言って道楽よね)で、学内でもよく猫を撮ったり学園祭や卒展の準備の様子を撮ったりしているんですよね。 ビルサービスのオジサンたちの中では若い方だし、髭に眼鏡でなんだか変わった風体の人だし、そんなオジサンがカメラを持って写真を撮っているというのが、学生さんの目にとまったということらしい。 「正規の美術教育を受けていない”アウトサイダー・アーティスト”」 ですって。 もう、それだけで私はうけまくってしまいました。 で、どんな写真展にするのかを学生さんたちとずっと詰めていたらしいんですが、 なにしろ、道楽なので、フィルムの時代から撮影した写真の量は半端じゃないんです。 ましてや今はデジカメですからね・・・ 結局、オバアとの最後の日々を、在宅介護の合間合間に撮影していた一連の写真があって、これはオバアが亡くなった後、セレクトしてアルバムをつくってあったのですが、その写真からさらに選んで展示することになったのだそうです。 身びいきですけど、確かになかなかいい写真なんですよね。 写真の見せ方に、いろいろと工夫があり、プリントの展示のほか、モニターをつかったスライドショーもいれ、会場にはBGMも流すそうです。 ありがたいことです。 24日にはもともと休みを入れてあったので(インフルエンザのおかげで大連休になってしまいましたが)、体調もなんとか戻りましたし隔離しておかなくてはならない時期も無事終わっているはずですから、ぜひ観に行くつもりです。 考えてみると不思議な縁だと思います。 ちょうど、今年はオバアが亡くなって7年目なんですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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