カテゴリ:恋愛
2004年12月26日、クリスマスと忘年会を兼ねて
札幌で総勢7人で飲み会をした。 メンバーは大学の友達5人と、その内の一人の彼氏と もう一人の友達の友達(女)という微妙なメンバーで開催された。 俺にとっては初顔合わせが二人。でも・・・ その中の一人がすごく気になっていた・・・。 「一目惚れ」・・・。 なんというか、オーラというか雰囲気がすごく良かった。 でも、席は友達二人をはさんでいたため最初は話をできなかった。 だから友達をダシにして話の中に入っていった・・・。 そうこうしているうちに、ビール6杯とそのた数杯をたいらげ テンションが上がってきた。 誰かがトイレに行くたびに席が替わり、やっと彼女が俺の隣に。 ・・・でも、ソファーの肘掛をはさんでいるため、その距離30cm 彼女とはあまり目を合わせられなかったが、向かえにいる 彼女にとってはバイトの後輩、俺にとっては高校からの友達である 「c」君の話で盛り上がっていた。 肘掛にお互い肘がかかっているため、その距離0cm 話して思ったことは、すっげぇ~俺のリズムというか・・・感じというか・・・ すごく似ていて、どんどん好きになっていった。 でも、そこにはいくつもの壁があった。 その友達の「c」君は、彼女のことを好きだったような気がする。 良く俺に話してくれたバイト先の先輩に振られたとか好きとか・・・ その彼女のことだった気がした・・・。 だから遠慮みたいなものが少し俺にはあった。 もう一つは、彼女は昔かなり「遊んでいた」ということだ。 「J」君も言っていたし、彼女自身も「昔は遊んでいた」と言っている。 「俺は遊ばれて終わっちゃうんじゃないか」とか 「もし付き合っても浮気するんじゃないか」とか 頭の中でぐるぐる回っていた。 俺得意の「妄想」・・・。 だって俺を好きになる人なんて、そうとうのマニアじゃないとないって。 って俺得意の「ネガティブ思考」・・・。 そんなこんなしているうちに店を出てそれぞれみんな帰っていく。 俺も帰っても良かったんだけど、終電が終わっていた・・・。 そして彼女と「J」君と俺の3人になり、 彼女が俺ら男の間にぶら下がりながら繁華街を歩き回り、 寝床を確保。しかし眠れず・・・。 結局朝までトークしていた・・・。 彼女がトイレに行くと、俺は「J」君に聞いた。 「実際彼女とどうなん?」 すると「c」君は、 「俺はなんか、汚されたくないんだよね~」 ・・・まぁわかる気がする・・・。 彼女の過去が気になっているようだ・・・。 以前彼女も「c」君に告白したらしいんだけど、色々あって 「c」君は好きなのに断ったって事もあったって言うし・・・。 俺はそこで少し安心した。壁が一つ剥がれ落ちた。 後は俺の問題だった。俺がどうするかだった・・・。 まだ初めて会って6時間くらいしか経っていない・・・。 でもなんとなく彼女の性格もわかってきたし、過去の悪事のことも知った。 それでも・・・俺は彼女を好きになった。 一緒にいたいと思った。 ここで終わりたくないと思った。 だから俺はまず、彼女の電話番号を盗み見。(笑) とりあえず連絡先をゲットして就寝。 「c」君はテレビを見ていた。 ・・・ 朝の6時頃目が覚め、ふと見ると「c」君が始発に乗るために帰る準備をしていた。 ・・・ 彼を見送り、今いる空間の中には俺と彼女の二人になる。 ・・・あっ!!別にエロティックなことは考えてないからね!! 彼女も仕事があるって言ってたので、とりあえず起こす。 ・・・起きたけどまだ時間があるようだ。少し話をする。 そこで俺は勇気を振り絞り、今の気持ちを伝えた。 「好きだ」と。「付き合いたい」と。 確かに俺はまだ大学生で、彼女は働いている。 確かに俺は九州に住んでいて、彼女は北海道に住んでいる。 ギャップはある・・・。 はっきり言って「ダメ元」だった。 でも伝えきれないで終わるのも嫌だった・・・。 ・・・ ・・・ でも、こたえは「YES」だった・・・。 ・・・? ・・・!! 驚くと同時に、「俺ってだまされてるのか?」と思ったりした・・・。 少しの間、違う世界にいた気分だった。 ・・・ その後、現実に戻ってきた俺は 「こんな俺を好きだなんて、マニアックな人だなぁ・・・」 と思った。(笑) 2004年12月27日午前6時の事であった。 それから帰る仕度をして、帰路。 帰り道、話をしながら歩いていても、手をつないで歩いていても 9時間前にはじめて会った人とは思えない・・・。 初々しさとか?全然無かった・・・。自分自身も意味がわかんなかった。 普通に話をしながら歩き、駅に着く。 夜にまた会うことを約束し、お互い家へと帰っていった・・・。 ・・・ 後から聞いたんだけど、信じられないけど彼女も俺が少し気になっていたらしく 飲んでいて隣に座っている時に、微妙に密着したり 近づくために小さい声で話したり・・・。 結構アピっていたらしい・・・。 そんなんわかんねえって・・・。なぁ? とにかく俺は彼女と付き合うことになった。 俺は今までの恋愛の失敗を忘れず、彼女を信じて行こうと思う。 彼女を幸せにしてあげようと思う。 来年になると3ヶ月くらい会えない期間がある・・・。 でも彼女は浮気とかしないで待っててくれるという。 彼女も「エッチがしたくなったらプロ(風俗)のとこ行け。 素人は許さない」と言っていた。(笑) 俺はそういう方面は興味が無いし、浮気は「もう」しないと誓い、 彼女を信じることを心に誓った。 たまにはケンカもするだろう たまには問題もおこるだろう でも・・・でも、結局は一緒に笑っていられたらいいな・・・と思う。 一緒にいても気を使ったりする感じも無いし、無理して頑張ろう って感じもない・・・。いい意味でね。 自然な感じが二人にあるから・・・。それでいい。 今、彼女と俺の間には ・・・ 「身長が俺より2mmしか低くないこと」 「彼女は俺より447日長く生きていること」と 「出会ってから付き合うまで9時間という過去の無」 だけである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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