FXと外債
totoさんから質問がありました、「FXを1倍でするのと、外債を野村證券でするのと、どちらがいいか?」について、私なりの考え方ですが回答します。まずは、現在の利回りを確認してみます(一万ドルを購入した場合、FXはレバレッジ1倍。計算方法は文末) FX 外債利回 3.46% 4.21%FXは短期金利、外債は長期金利をベースとしていますが、現在は、短期金利と長期金利が近くなっています。近年の長期金利と短期金利の動向を見てみます。http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2005/0704/638.html 10年国債 =長期金利 FF金利 =短期金利(FX利回りのベースになる)上記の図1の、2002年~2003年ごろのように長期金利が、短期金利よりかなり高めなのが普通です。ですので、私は以下のように実際に投資していました。・長期金利4%で、短期金利1%と差が大きいときには外債 (04年ごろ)・短期金利と長期金利の差が少ないときにはFX(現在)具体的に、何パーセントの差ならという程、きっちりと決めているわけではないのですが、2004年ごろは、「いくらなんでも短期金利1%では低すぎる。 レバレッジ10倍効かせても、利回り10%は 危険な割には、それほどおいしくない。 それなら、利回りは4%程度でも レバレッジ1倍の外債を買っておこう」現在は、「短期金利も、長期金利もほぼ同じななら、 短期金利の商品(FX)に預けておいて、 長期金利の商品(外債)がお買い得になったら、そちらを買おう」と考えています。為替の専門ではないので、イメージ的な答えとなっている面もありますが、何かの参考になれば幸いです。■補足 計算式(FX利回計算:レバレッジ1倍)http://www.mcf.co.jp/kawase/買Swap (106円×365日)÷(111.83×1万)=3.46%尚、投資額に対する利回りは、1万ドルに対して10万円の保証金でレバレッジを効かせていますので、もっと高くなります。(外債利回り)http://www.nomura.co.jp/retail/bond/f_secondary/index.htmlアメリカ国債 残存期間 9年9カ月