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子育てについて、各国事情の情報収集。 一人目を出産してからちょうど3週間。 たまたま、その産院のスタイルだったから....というだけで よく知りもせず、選択してきたことが多いことに気づいた。 出産・育児の世界のオプション、スタンダードはどうなのだろう と素朴に思いました。 【送料無料】世界一ぜいたくな子育て 例えば、添い寝。 これは、欧米では0歳児から子供別室が主流とは聞いてましたが 実際、添い寝の賛否はどうなのでしょうか。 彼(ラテン人)の家族(姉・妹)も、 添い寝なんてダメダメ!って意見なのですが、 私は出産前から、きっと授乳が大変で添い寝になるだろうな、と 予想していたので、「初めは赤ちゃんの様子を見ながら (別室・別ベッドにするか)考えましょう」と旦那とは話してました。 実際、私たちの場合、夜中に赤ちゃんが泣いたとき、 ベッドから這い出て見に行くのがしんどいので、 今では、私たちのベッドに寝かせるのが習慣になりつつあります。 アタッチメント・ペアレンティングという言葉にあるように、 赤ちゃんの情緒安定の為に、世界的にも添い寝のメリットは評価されて きているそうで、添い寝による事故死のリスクも、実際のところ、 独り寝より低いことがわかってきています。 (ウォーターベッドは危険と言われていますが。) 添い寝がより一般的に行われているアジアの国々でのSIDSの発生率は、 西洋の社会よりも、非常に低いというデータもあるそうです。 そして不思議なことに、 添い寝をして夜、授乳しながら寝るママは、自然と次の妊娠までの間隔が 開くそうです。何でも、授乳の間隔が確か、3~4時間のうちは排卵が起こ りにくく、また授乳期間中は子宮が収縮するので、流産しやすいそうです。 (病院では教えてくれなかったが。) こまめな授乳には、添い寝は理にかなっているように思います。 多分、親子別室派の背景には、 子供に、親の不可侵域を理解させる為にも、夜は別々がいい、という 考えがあるそうですが、欧米の事情として、母乳育児の率が、一時期 低かったことも、相関しているのではないでしょうか。 続いて、母乳育児か否か。 母乳のメリットとして、 情緒の安定、突然死のリスクの低下、ママの産後の回復力アップ、 母乳の成分(タウリン,DHAなど)により、 脳の発達、免疫力アップ、心筋梗塞の予防、将来の肥満率の低下 とはよく知られていますが、 出る出ないはおいておいて、実際、世界の主流はどうなのでしょうか。 フランスでは、今では「母乳育児はダサイ」「動物みたい」というのが 主流で、ミルク派が大多数だそうです。 欧米の中では、方や、 オランダでは完全母乳率が高いようですが、日本の母乳率の高さはダントツ だそうです。 実際、日本の病院では 「頑張って母乳で育てましょう」 「ミルクはどうしても出なかった時だけに」 という感じで、ママのポリシーで母乳か、ミルクかを選択することは あまりないように思います。 フランスはじめ、欧米では、 母親の負担が大きすぎる、授乳以外の育児、自分の仕事を楽しくエンジョイ する為にも、ミルクが理想的、という考えのようで、 どんなママでありたいかは、ママが選択するもの、という考えのようです。 また、時代背景もあって、粉ミルク会社全盛期(1960~70年代)は 欧米を中心に、粉ミルクで育てるのがお洒落、という時代がありましたが アメリカでは未だに、完全母乳育児は10%程度といわれています。 いまだに、一部の地域では「母乳は貧しい家庭のすること」という偏見が あるそうです。 あと、人前で授乳するかどうかについて、国際比較も国内論も 調べてみると面白い。ヨーロッパでは、公園で授乳風景はよくあること と聞きますが、日本では、外で授乳は、するほうも見るようも、 ちょっとためらいがありますよね。 ある人が「人前でキスしていいひとと、だめな人がいるのと同じで、 生活感丸出しでまわりを気にせず授乳するのはNGだけど、 メイクもして小綺麗なママがケープを使って授乳するのはあり」 という意見もあって、なるほどなあ、と思う。 また、ラテン人は、夫の目線として母乳育児を好まない説もあるよう。 ラテン人の妻としては気をつけないと! まあ、女性礼賛文化の国だけに、ありえなくないですね。 産後3週間たちました。 そろそろ、フランス人ママに見習って、ママの前に私ありき、で 動物的な日々から、見てたえうる生活にシフトチェンジします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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