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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:食育
先日,NHKのクローズアップ現代で,子どもを取り巻く食事や食の乱れを食い止めるための取り組みなどが紹介されていた。
極端な例だと思うが,お父さん・お母さん・子どもとそれぞれメニューの違う晩ご飯(これを「個食」というらしい)しかも,子どものメニューは”さくらんぼとトウモロコシ”!!! また,朝昼兼用のブランチ,メニューは”うどん”・・・。 朝ごはんに”たこ焼き”などなど。 親のアンケートを見ると「子どもの意思を尊重する」とか「好きなものを食べさせたい」などの意見も見られる。 ---------- お父さん,お母さん。好きなものを食べさせることもいいけど,それじゃぁ子どもは病気になりますよ! 小学生の4人に1人が高脂血症ということらしい。こんなに幼いときから成人病を患うとは,可哀そうだ。 私も子どもの頃は,特段贅沢な食事はなかったが,必ず母の手作りの食事で,「これは体にいいのよ」とか「よく噛まないと歯茎が強くならないよ」と言われながらも食べていた記憶がある。 また,「昔は,貧しくて弁当もないから,昼休みに食べずに走っている同級生がいたよ」という話を聞き,「食べ物を大切にしなさい」と教わったものだ。 おかげで,食事を残すこともないし,健康そのものだし,正しい味覚も身についたと実感している。 ---------- そんな食の乱れを食い止める取り組みの紹介がいくつかあった。 まずは,企業による食育。 菓子メーカーが,自社の商品を学校へ持ち込み,塩分やカロリーなどが高いので,このお菓子は1日あたり1袋の3分の1くらいにしましょう,と食べ過ぎ注意をする授業。 他には,給食に出てくる20数種類の野菜を自分たちで育てるという小学校の取り組み。 ピーマンが嫌いだった女の子が,自分で育てていくうちに食べられるようになったとか,学校自体も給食の食べ残しがゼロになったという成果があったようだ。 ---------- 企業の食育は,おもしろいけど成果があるのか疑問。なぜなら,授業後のインタビューを受けていた女の子は,嬉しそうにお菓子をつまんでいた。 企業への良いイメージしか残らないのであれば,意味がないと思う。 野菜を育てる,という取り組みは大賛成だ。私もスーパーで売られている野菜で,生えているところを見たことがない野菜がいくつかあるし,自分で育てることで「いただきます」の意味を実感する機会にもなるだろう。 できれば,親子で取り組めるといいのではないかと思う。 安全な食,健康的な食,これを子どもに提供するのは親の責任だ。 自分の与えた食べ物が子どもの体を作るし,それは親にとっても良いことだと思う。 まだ子どもは小さいが,この番組をみて感じたことをこれからも忘れずに,日々の子育てにがんばりたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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