障害者団体向け郵便料金割引制度が悪用された事件で、ベスト電器が障害者団体の名義を使った違法なダイレクトメール(DM)計約214万通が、東京都内の2カ所の郵便局から短期間に発送されていたことが18日、大阪地検特捜部の調べで分かった。1日3回、各20万通以上が持ち込まれ、発送されたこともあった。
特捜部は同日までに、郵便法違反容疑で郵便事業会社の2支店を家宅捜索。障害者団体としては量が多すぎると不自然に思わなかったかなど、同社側の違法性の認識も調べている。
捜索を受けたのは同社新東京支店(江東区、旧新東京郵便局)と同銀座支店(中央区、旧銀座郵便局)。
のぞみ作業所も第三種郵便を使って皆さんに配布させてもらっています。民間会社がはっきりしない障害者団体の名義を使って違法なDM広告1日3回に各20万通以上も発送していたという。頑張っている障害者団体にとってこんな違法は困りますね!また、差出郵便局も障害者団体が出す数のチェックはしていたのでしょうか?(よし596)
郵便法に基づき、郵便事業会社の承認を受ければ定期刊行物などを低料金で送付できる制度。(1)毎月3回以上の定期発行(2)1回の発行部数が500部以上(3)広告の割合が5割以下(4)発行部数に占める発売部数が8割以上-などが条件。心身障害者用は加えて、心身障害者団体の証明資料の提出が必要で、50グラム以下は通常1通120円を8円で送ることができる。