「病気正しい理解を」 てんかん協会、国会で集会!
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20120529/793992
先月28日てんかん協会本部総会後、町行く市民に病気への正しい理解を訴えました。(よし596)
日本てんかん協会(東京都新宿区、鶴井啓司会長)は28日、国会内で集会を開き、てんかんに対する理解の浸透や患者への医療・福祉の向上、就労支援など6項目の実現を国会議員に訴えた。同協会は昨秋から各地で計約7万人の署名を集めており、国会での議論を求めて衆参の議員約50人に請願書提出を働き掛ける要請活動も行った。
同協会によると、集会や署名活動は10数年前から毎年実施。この日は、てんかん患者のほか、本県の谷博之法務政務官や民主党の玉木朝子衆院議員ら7人の国会議員を含む計約70人が参加した。
てんかん発作が原因だった2011年4月の鹿沼6児童死亡事故後、同協会は全国の医療機関に啓発ポスターを配布。しかし今年4月、京都・祇園でてんかんの無申告とされる重大事故が起きた。鶴井会長は「協会だけの啓発活動には限界がある。てんかんの正しい知識を多くの人に知ってもらえるようにしてほしい」と要望した。