9,10日の2日間、てんかん協会九州ブロック大会が福岡で開催されました。てんかんとの関わりについて九州各県の仲間、ご家族、支援者のみなさんが集まり、全大会で、てんかん協会理事の基調報告のあと、5つの分科会に20~30名ぐらいに別れて討論が行われました。
私は大分県支部担当の「重複障害児の生活を考える」のお手伝いをさせていただきました。20人以上の参加があり、福岡大学医学部小児科准教授の安元佐和先生によるミニ講座後、質疑応答では、障害児の若い母親の方々、特別支援学校の支援員の方々から発作がらみの質問に、わかりやすく助言してもらい、また先輩母親の方から若い頃の体験談も加わったりして重複障害児の生活向上に向けての良い意見交換の場になりました。講師の先生から重複障害による問題は、治療と共に、日常のQOLを高める事、てんかんの包括的治療が大切との事でした。また家庭生活で自立に向けた援助として、自尊心を育みながら、規則正しい生活を送る事が大切という事でした。 私の発作が激しかった若い頃のおふくろの苦労を振り返ると共に、大変だとは思いますが、若い仲間達の自立に向けた援助の工夫を頑張ってもらいたいなと感じました。(よし596)
夜の懇親会(ちょっとブレあり)