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テーマ:電子マネー(247)
カテゴリ:節約・お金のこと
ヤフーニュースのビジネス記事カテゴリーにて、「【フィンテック入門】実はクレジットカードより危うい?電子マネーの賢い使い方」という記事を読みました。
主な内容はといいますと・・ 個人の利用者が最大になると思われるのは電子マネーだと思います。 おそらく電子マネーは日本人がもっとも多く利用し、利用額も伸び続けるフィンテックだと思います。 そして、いつの日か、ほとんどの決済は電子マネーかクレジットカードに集約されていくことになるでしょう。現金決済の利用頻度はどんどん減っていくことになるはずです。 しかし、電子マネーの使い方はクレジットカードの使い方ほど留意されていません。クレジットカードの支払いで失敗しないようにするヒントはあっても電子マネーでハマらないためのヒントはまだ少ないのです。 それでは、電子マネーの「落とし穴」 電子マネーはクレジットカードより危うい~カジュアルに使う危うさ クレジットカードは一般に高額決済かネットショッピングに使われます。こうした決済では、私たちは少しだけ消費に意識を払います。3万円の服を毎日買ったりすることはありませんし、買うときには「大金を使ったのでしばらくは節約しよう」と身構えたりします。 あるいは現金決済の場合、お金を使ったという実感を得ます。財布から1000円札が消えていった、という感覚です。こうした肌感覚は消費のあとに節約を意識させるきっかけになります。 高額消費や、リアルのお金を使った消費では、そうした「心理的歯止め」がかかることで消費のバランスを取っています。 しかし、電子マネーは現金を見ずに決済ができ、その決済額は少額でかつひんぱんに行われます。コンビニやキオスクでジュースやお菓子を買うたび、お金を使ったという実感をまったくもてないまま、決済を繰り返していきます。 カジュアルな決済であるということは電子マネーのメリットなのですが、ムダづかいをカジュアルに積み重ねていくことは危険なことです。1日330円のカジュアルなムダづかいは月1万円にもなるからです。 お店にとって、電子マネーはカジュアル消費を引き出す絶好のチャンスなのですが、利用者にとっては何らかの歯止めを考えなければ、フィンテックの便利さが消費者の経済的不利益を招くということになってしまいます。 電子マネーはズバリ、オートチャージが危ない 電子マネーはオートチャージ機能をセットでつけられるのが一般的です。例えばSuica等の交通系ICカードは、一定額以下になって利用すると連携させたクレジットカードから自動的にチャージさせるので、改札で残高不足で困ることはありませんよ、とPRしています。 しかし、通勤定期の期限が来たのを気がつかず、オートチャージされるがままに会社に通勤していたというエピソードを聞いたことがある人は多いと思います。聞いたほうは笑い話ですが、当人はかなりのむだづかいです。 これに限らず、オートチャージはかなり危険なお金の使い方です。現金であればATMに行って出金することで「お金をおろした」という感覚を持ちますが、そういう感覚すらなくお金を使うことになるからです。便利さの代償にむだづかいの歯止めを失ってしまう恐れがあるわけです。しかも少額決済の積み重ねということが油断を招き、気づけば高額の出費になります。 プリペイドタイプの電子マネーもオートチャージの設定を行わなければ、このトラップにはまることはありません。だとすれば、オートチャージ設定はあえて「オフ」にするほうがいいと思います。 オートチャージではなく「セルフチャージ」です。同じチャージでも、券売機やコンビニATMでチャージ作業をしたり、手動でクレジットカードからチャージ作業をするだけで、「お金を使った」という感覚を持つことができます。 (オススメはSuicaならViewカードと連動させて、アプリを使ってクレジットカードからモバイルでセルフチャージしてしまうことです。この場合現金チャージにはないポイント還元があるため、最大で1.5%割安な買い物をしたことになります) ちなみに電子マネーのうち、QUICPayやiDなどは支払いのつど、クレジットカードと直接的にリンクしますので(ポストペイ)、残高不足という概念がありません。しかし、チャージの感覚すらなく消費を重ねていくことができてしまうことは同じです。同様に注意したいところです。 複数の電子マネーをどう使い分けるか カジュアルな決済に危うさがあると指摘した電子マネーですが、複数の電子マネーをどう使い分けるかという問題もあります。 ひとつのスマホに複数のカードを登録していても、決済時に二重課金される心配はありませんが(お会計の際に使用する電子マネーを通知すると、レジのほうで指定された電子マネーのみ決済する設定を行うため)。 ポイント還元のことを考えればデニーズやセブンイレブンでnanacoを使わないのはもったいない話です(セブンイレブンで特定の商品をnanacoで買うと10ポイントつく、といった還元もあったりする)。 一方で、イオン用(waon)、セブンイレブン用(nanaco)、JR駅ナカ用(Suica)などと電子マネーを発行していると、いくつものカードに残高がちょっとずつ入っているような状態になってしまいます。管理上、あまり賢い状態になりません。 自分の生活範囲を勘案しながら、2~3枚の電子マネーにサービスを集中させるのが現実的でしょう。電車に乗るなら交通系ICカードが優先候補になり、次に買い物をする環境で2枚目を選びます。イオンがあるかイトーヨーカドー(セブンイレブン)かというような判断です。 「【フィンテック入門】実はクレジットカードより危うい?電子マネーの賢い使い方」という記事の感想です。 私が持っている電子マネーは、WAONとnanacoとゆめかです。 イオンとイオン系スーパーにはよく行くので、WAONは必須。 セブンイレブンはあんまり行かないのですが、なんとなくnanacoを作って使っています。 ゆめかはゆめタウンの電子マネーなのですが、ごくたまに使っています。 今のところ、電子マネーはこの三枚で満足しているので、増やすつもりはありません。 人気ブログランキングに登録しています。 よかったら、よろしくお願いします(^^) 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月01日 22時53分38秒
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