|
カテゴリ:當間紀子(子ども幸せ研究所)
こんにちは、當間です。
4つ葉タウンミーティングのチラシが完成。 今日はamigoで発送作業を行いました。 去年は封筒に貼るラベルチェックから参加しましたが、 今年は陣中見舞いだけのつもりで立ち寄って、 気がついたら、チラシを折ったり、封筒に入れたり……。 結局、作業に参加してしまいました。 見てるだけじゃ申し訳ないものね。 松田さん、恭子さん、hanaさん、のぞみさん、 どうもお疲れさまでした。 お手元に届いたみなさま、 どうぞよろしくお願い申し上げます。 今日は第一弾目の発送。 「まとめて送ってください、配りますよ~」という方、 まだまだ受け付けておりますよ。 事務局までご連絡くださいね。 もちろん、WEBからの直接お申し込みもお待ちしています。 こちらから、どうぞ。 ………………………………………………………… 実は一度だけ、保育園で保育士見習いとして 実習に出かけたことがあります。 ファミリー・サポートおおたの提供会員養成のための 講習プログラムの一コマでした。 それが、ものすごく楽しかった。 3歳児クラスのひとつに派遣され、 いきなりたくさんの3歳児さんたちに囲まれて、 一気に話しかけられるという 懐かしい体験から始まりました。 たったひとりだけだったけれど、 わが子の育児経験が活きた瞬間。 何が活きたかって「ポケモン」です。 ちょうど園庭での工作の時間。 彼らはポケモンのシールを貼ったコマを 作っていたのでした。 自分が作ったコマを見せながら、 口々にコマに貼ってあるポケモンの自慢をするんです。 娘が幼稚園の年長さんになり立ての頃、 ちょうどテレビでアニメの放映が始まり、 親はみんなポケモン知識を詰め込まざるを得ない状況でした。 そんな過去があるものだから、 新しいポケモンは知らなくても基本的なところは知ってる。 ひとりひとりにお返事しながら、 新しいポケモンの知識も授けていただいて、 小さな人たちとの出会いの儀式は大成功。 給食の時間には、顔見知りも出来て、 「僕のところへおいでよ」なんて目配せしてくれたり。 何だか大歓迎されたまま、あっという間に 実習が終わってしまった感じ。 でも、一番印象に残っているのは、 自由保育の時間に年長の男の子と たくさんお話ししたことです。 ちょっと突っ張っていて、いろんな子の工作物に ちょっかいを出していたその子と、 なんとなく言葉を交わしているうちに、 彼の身の上話になりました。 言動が乱暴な感じなので、恐らく いろんなおとなの眉をひそめさせているだろうことは 察しがつきました。 それでも、ちゃんとお話ししてくれるし、 こちらの話も訊いてくれる。 大人の複雑な問題に巻き込まれていて、 それを冷静に受け止めていることが、 そのお話から伺われます。 まだ、たった5、6年しか生きていないのに、 彼は私の経験したことのない苦労をしている。 「健気」というよりは「立派」な態度で 日々の困難に立ち向かっているだろうことも だんだんわかってきました。 まだ娘が赤ちゃんだった頃、 公園のお砂場で遊んでいたときに 乱暴な物言いで絡んで来る男の子たちがいました。 男の子たちと言ったのは、日替わりで 入れ替わり立ち替わりやって来るからです。 言動は乱暴だけれど、ちゃんと応対すると しばらくおしゃべりして去って行きます。 幼稚園に入るか入らないかの年頃なので、 親御さんはどこかしら?と辺りを見回しても、 彼らを見守っている感じのおとなは見当たりません。 そういうことが続いたので、 「ははあ、なるほど」と理由が飲み込めてきました。 以来、言動が乱暴な子どもと出会っても、 その言動で判断しないと決めています。 保育園で出会った男の子も同じでした。 別に子どもの代弁者になろうという大それたことじゃなく、 ただ、子どもが伝えたがっていることには ちゃんと耳を傾けて、受け止めたい。 子どもの方こそ心得ていて、 よその知らないおばさんには、 案外心を開いてくれたりします。 保育園実習では、子どもたちに遊んでもらったみたいで、 少々申し訳ない感じでした。 着替えも後片付けも、自分のことは自分で出来る3歳児。 その立派さにも驚きましたが、 その日限りで現れたおとなを歓迎してくれたことには、 心から感謝しています。 ファミリー・サポートで受けた講習は、 希望すれば何度でも受講出来るシステムになっています。 ただ、残念なことに保育園実習は一度しか受講出来ません。 今はなかなか小さな人に出会うチャンスがありませんが、 機会があれば、また誰かとお話ししたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 14, 2008 08:42:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[當間紀子(子ども幸せ研究所)] カテゴリの最新記事
|
|