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カテゴリ:當間紀子(子ども幸せ研究所)
こんにちは、當間です。
どうも消費社会というものに 反発を感じてしまいます。 (資本主義も好きじゃないし) 折しも、各地でバーゲンセールの真っ最中。 近頃は、「○○カーニバル」なんて、 まるでお祭りみたいなネーミングで 集客を狙っているようにも感じます。 でも、単に安売りしてるだけじゃないか、 「セール」「ソルド」ってはっきり言えばいいのに。 と、かなりへそ曲がりな受け止め方をしてしまう。 さる広告業界の方に、 「企業広告から読み取れること」をテーマに お話を伺いに行ったときのこと。 企業は自社のイメージを、 様々なキャッチコピーに託して 世の中に流していると思っていたのだけれど、 「そういう気分の会社なんだと思うよ」 と言われて、ほおおっと驚いてしまいました。 「気分」かあ、「気分」ねえ。 でも、「そういう気分」って、 もしかすると、実態がまったく違っていて それを変えたいから キャッチコピーに託していることも あるかもしれないということかな? それじゃあスローガンじゃないの。 それを社外に向けて言ってるの? 何か変。 取材を通して知っているいくつかの企業と その企業のイメージ広告を思い浮かべて、 何だか腑に落ちない気持ちにさせられた。 こんな調子だから、元々曲がっていたおへそが、 さらに曲がってしまっているのかもしれません。 せっかく、消費気分を盛り上げようと いろんなお店が努力しているのに、 こういう盛り上がらない一般人もいる訳で。 消費社会の申し子みたいな時期もあったのにね>ぢぶん ただ、気にかかっていることを 敢えて「言いたくなる気分」というのは理解出来る。 当面の間は気にかけていなきゃいけないことも やはり「言っておきたい気分」になります。 例えば、 子どもに限らず、人の暮らしに関わることは、 消費という言葉ではなく、生活という言葉で 表現したいなあ。 費やしてなくなって(消して)しまうんじゃなく、 生み活かす。 サービスという言葉にも、 同じように代わる言葉があるといいのだけれどね。 どこかの政党のお偉いさんが、 「消費者」ではなく 「生活者」という言葉で私たち国民のことを 表現するようになっていたのに気付きました。 先を越されてしまったなあ。 「消費者じゃなく、生活者って言おうよ」 と、どこかで呼びかけておきたかったのに。 もうひとつ、 「医療も介護も保育も教育も消費するものではない」 ということも、言いたかったんです。 そう、まさしく「そういう気分」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 2, 2008 11:56:50 PM
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