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カテゴリ:當間紀子(子ども幸せ研究所)
こんにちは、當間です。
インターンシップで学生さんたちがセレーノに“出勤”、 貴重な体験を重ねている様子を、 微笑ましくも何だか羨ましいような気持ちで見ています。 社会に出る、そのときまであと2年。 就職活動も今がピークでしょうけれど、 この時期に先輩社会人に混じって 企業の業務や職場の雰囲気などを体験するのは、 自分が社会に出たときの姿を具体的にメージ出来るだろうし、 いろんな意味で得るものも大きいことでしょうね。 中学生の職場体験をはじめとした 体験重視のカリキュラムは、 「いいなー。私もやってみたかったな」 と、かなり羨ましい。 今年は、高校2年生のうちの娘も、 学校の夏休みの宿題として「ボランティア体験」 に出かけます。 福祉関連施設などに、直接、 あるいは社会福祉協議会などを通じてお願いをして 夏休みのあいだ中、ボランティア・スタッフとして 働かせていただき、レポートに書いて提出するんです。 この高校生のボランティア体験については、 導入時に賛否両論かしましかったけれど、 先輩たちのレポートを読む限りでは、 本人たちには好評なようです。 地元の社会福祉協議会でも、 夏休み期間のボランティア希望者を対象に 区内で体験出来るボランティアについての ガイダンスを行なっています。 大学病院の小児病棟で病児の相手をしたり、 特別支援学校の行事のお手伝いをする、 あるいは特別養護老人ホームでのお手伝いなど、 予定されているプログラムもさまざま。 中学校時代に部活動などで、 これまでも小さなお子さまを対象に いろんなボランティアを体験して来た娘が選んだのは、 NPOが運営する子育てひろばでのボランティア。 すでに6月に区内で行なわれた子育てイベントで、 子育てひろばの出店ブースをお手伝いしていることから、 スタッフのみなさんともすっかり顔なじみです。 中学時代にボランティア体験と書きましたが、 もうひとつ、小学校の頃から続けているものに、 自分自身もお世話になっていた 未熟児親子フォローアップの会への参加があります。 会の第一期生であるとともに、 小学生ボランティア第一号でもあるんです。 高校に入ってからは、 授業の関係で参加出来なくなりましたが、 ふれあい遊び担当の保育の先生とはメル友なので、 ときどき旧交を温めているようです。 未熟児=極(超)低出生体重児と親の集まりと言うと、 イメージしづらいかもしれませんね。 やっていることは、ごく普通の育児サークルと同じ。 月に一度集まって、ふれあい遊びなどを楽しみながら、 子どもの発達にとって、いかに遊びが大切なものかを 学んでいきます。 発達がマイペースなお子さんが多いので、 遊びの合間に語られる保育の先生のコメントが、 かなり貴重なアドバイスにもなります。 遊び指南に理論付き。 これって、未熟児の親にはありがたかったりするんです。 かなり大胆な遊びも教えてもらいました。 NICUの看護師さんや医師もときどき顔を見せるなど 専門的バックアップ体制の元に運営されている会で、 気軽に専門的な相談にも乗ってもらえます。 ボランティアとして継続的に 参加していたことがきっかけとなって、 娘は成長ホルモン治療を行なうことにもなりました。 「知らない人に中学生? それとも小学生? と訊かれることはあっても、 高校生?と訊ねられたことがないんだ~」 と、屈託なく話す娘は、確かに小柄で童顔。 今度は0、1、2歳児中心の子育てひろばで、 どんな出会いが待っているんでしょうか? 土産話を今から楽しみにしている母なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 16, 2008 06:04:04 PM
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