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明日が誕生日の松田妙子です。さていくつになるでしょう。うふふ。
「可視化」とか「見える化」が求められている今日この頃です。 カタチにして見せること 文字化すること どんな人にもわかりやすく伝えられるようにしておくこと 大事です。異論ありません。 そういうことが得意な人が切り開いてくれる世界もあります。 でも、近頃、 可視化することでおこる、その先のことを もう少し、想像するべきかな、と思うこともあるのです。 あまり近視眼的な想像だと、思っても見ない展開にいってしまうことだってある。 そのことが、何を引き起こすかということまで引き受ける覚悟でやっていないことのほうが多い。 もちろん、変化にはいいことも、わるいこともあるでしょうが、いずれにせよ、その起こりうる変化に対してまで、「可視化」を仕掛けた人たちが担うわけではないのです。 その覚悟をもって、可視化していく勇気・・・ 大げさでしょうか。 まだカタチにならない、文字化できない胸のうちを、切り開いて光をあてても 「見えた」ものと、じっさいに「存在した」ものが必ずしも一緒にはならない。 「アウトプット」とか「プロセス」といった言葉に、自分でつかっていても、 可視化の暴力を時折感じるのです。 無理やりひきだして暴こうとしないで。 静かに、そっととなりに座って、感じてほしい。 見えたことで、見えなくなるものに、敏感でありたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 12, 2008 02:07:43 PM
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