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カテゴリ:當間紀子(子ども幸せ研究所)
こんにちは、當間です。
10日ほど前に、地元大田区から 次世代育成支援行動計画策定のための アンケート調査票が届きました。 調査票が届いたと言っても, 私に期待されているのは回答することではありません。 8年間にわたる地元自治体とのコラボに別れを告げた はずでしたが、この夏から 次世代育成支援行動計画推進会議委員を拝命しており、 アンケート実施の前に目を通しておき、 区民からの問い合わせがあったら応じるように というのがお役目のひとつなんです。 だから、「就学前児童保護者向け」「小学生保護者向け」 「中高生向け」の全種類が届きました。 今回のアンケート調査は、 平成22年から26年にかけて実施される 後期計画策定のための事前調査です。 すでに無作為抽出で選ばれた家庭には届いています。 現在推進中の前期行動計画策定の際には、 小学生保護者のひとりとして回答しました。 5年前のことなのでうろ覚えですが、 育児・子育てに関して、 現在利用している公的サービスや相談先、 これまでに困ったことや現在困っていること、 あったらいいなと思われる支援策などについて の設問が並んでいたように記憶しています。 当時、すでに子ども関連施設の運営委員をしており、 ラストの自由記入欄には、 「親は、一緒に悩んで、一緒に考えてくれる人が、 少し大きくなったこどもは いつも見守ってくれるおとながいて欲しいのだと思う。 児童館や図書館の職員が2、3年で異動していくという 現行のローテーションは短すぎる」 と書きました。 当時は、ようやく子育てひろばができるかできないか という状況でもあったのです。 前回同様、アンケート調査票に挙げられる項目は 国から提示された項目を精査、 地域保健福祉計画との連携をとりながら実施されています。 たまたま2回ともアンケート調査票を目にすることになって、 おお、そうか、と気がついたのは、 前期行動計画の推進状況と区民の満足度をはかるだけでなく、 この先に重点項目として盛り込んでいきたい内容についても しっかり訊いておこうという内容になっていたことです。 国から届いたものをたたき台に作られているので、 大日向先生や杉山さんが関わっていらっしゃる 少子化対策特別部会などで審議されている内容が それとなく反映されているような、いないような……。 前回の中高生本人に向けたアンケート結果の一部は 中学校PTAの広報誌にも転載させてもらいました。 自己肯定感に関する設問があったからです。 今回の中高生向けアンケートにも、同じ設問がありました。 どのような集計結果がもたらされるのか、 それをもとにどのような議論がなされるのか、 まずは回答用紙が届くのを待たねばなりません。 (届いた人は、記入してちゃんと送り返してくださいね) 前回のアンケート結果は冊子にまとめられており、 区役所内の区政情報センターで閲覧できます。 今回も冊子にまとめられて、閲覧可能になるはずです。 大田区には、地域住民の保健福祉に関わる 保健福祉計画を策定、推進する 地域保健福祉計画推進会議が設置されており、 前期の次世代育成支援行動計画は、 地域保健福祉計画推進会議委員と 区内の関連団体代表者からなる こども専門部会を立ち上げて策定されました。 後期行動計画をどのような方法で策定していくのかは 現在協議中です。 子育てひろばや児童館などにも出向いて 直接ヒアリングができないかな、 子どもや育児・子育て当事者にも 審議に参加できる機会を与えてもらいたいな などなど、一区民としての願いはそれなりにあるのですが、 実現できるでしょうか。 みなさんのお住まいの自治体でも、 もう後期行動計画策定に向けて動き出しているでしょう。 どのような状況か、情報交換しませんか? (とんでもないことになりそう!とおっしゃっていた 井出崎さん、その後どうなりましたか?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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