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カテゴリ:當間紀子(子ども幸せ研究所)
こんにちは、當間です。
先週末、品川・大井町で行われた「秋のお産のじかん」では、 たくさんの方にお会い出来てうれしかったです。 出展していた「おおたde子育て」のみなさん、 NPO法人「おばちゃんち」のみこおばちゃんこと渡辺さん、 武田ひろみさんをはじめ、品川子育てメッセ実行委員の方、 マドレボニータのみなさま、さらには吉岡マコさんにまで! 21日に更新する公式HPでは、 吉岡マコさんに「わたしのものがたり」へ ご寄稿いただいています。 先にそのお礼を直接申し上げることが出来ました。 実はその日、大田区の若いお仲間と ちょっとした作戦会議を行う予定になっていて、 その待ち合わせ場所も「秋のお産のじかん」の 開催会場と同じ建物内にして、 “会議”の前後にイベントでの交流も楽しんだのでした。 何のための作戦会議だったのか?ということについては、 また改めてご報告しますね。 品川区と大田区とは単にお隣同士というだけではなく、 人と人との交流もかなり頻繁です。 元大田区民で現在は品川区民もしくはその逆 という人も結構いらして、 そこからまたご縁が広がっている感じ。 そこに4つ葉プロジェクトという条件を付け加えると、 イベントなどをきっかけに、さらに広がっています。 大本のところには、 みんな同じ問題意識をもっている という共通項目があります。 ちょっとカタそうな方向に話が向かいそうですが、(苦笑) 「同じ問題意識」をもってるということは、 「解決したいと思っている問題が同じ」であるということ。 人は誰でも、問題に出くわすと それを解決したくなる生き物なんだなあ と、改めて思わせてくれたのが、 ほぼ日刊イトイ新聞で現在連載中の座談会 梅田望夫×岩田聡×糸井重里 「適切な大きさの問題さえ生まれれば。」 です。 「インターネット上では適切な大きさの問題さえ生まれれば、 そこに問題があるというだけで、それを解決する人が現れる」 というRuby開発者・まつもとひろゆきさんの言葉に、 「目からウロコが落ちた」というウェブ評論家の梅田望夫さん。 これぞ 「オープンソースの開発に携わってきた人ならではの発想」。 「問題がそこにあると、 当事者として考え、解決しようとする」人が 次々に現れる。 そんな人の代表だと、 座談会の冒頭で糸井重里さんが感動していらっしゃるのが ニンテンドーの岩田聡さん。 「なにかの意味のためにやるんじゃない。 単に、自分が解決したい問題がそこにあった」(岩田聡さん) 「いちばん大事な情報さえ共有されていれば、 それでいいわけですから」(梅田望夫さん) (いずれも「適切な大きさの問題さえ生まれれば。」より) インターネット開発の起源には、 共通する問題解決に向かって、 思いを同じくする者同士、情報を共有しながら、 よってたかって意見を出し合っていくためのツール という意味合いがあったと聞いたことがあります。 現実世界では出会える人は限られていますが、 インターネット上では、肩書きや年齢はもちろん、 国境も人種も越えることが出来ますよね。 世界中から知恵やアイデアが集まってくる。 コメント欄に多くの方が惜しげもなくご自分の知識などを披露、 真摯な議論が戦わされているブログなどを読むと、 「おお、これは勉強になるなあ」と思う前に、 「人って素晴らしいな」って感じます。 問題提起の仕方が素晴らしいからかもしれない。 ブログやmixiを通じて広がった「妊娠の心得11か条」も、 そうしたインターネット上のコミュニティがあったからこそ 生まれ、広がっていったんだろうと思います。 いずれも、机上の空論なんかではなく、 実際に業務に携わっていたり、活動に従事している方々による 実践的なことだから、価値がある。 4つ葉も、そうなれるかな? なれるといいな。 それには、「よい問いを立てる」(by:松田妙子)こと よね。 *追伸: 前国会で廃案になった 「児童福祉法などの一部を改正する法律案」、 ようやく参議院厚生労働委員会に付託されましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 19, 2008 05:28:18 PM
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