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カテゴリ:當間紀子(子ども幸せ研究所)
こんにちは、當間です。
先週来ずっと風邪を引いていて、 まだまだあなどれない状態です。 風邪予防のために、朝起きたらすぐにうがいをし、 外出から戻ったあともうがいと手洗い。 娘が幼い頃に親子で身につけた習慣を、 いまだに続けているにもかかわらず、 どうしても年末年始にひどい風邪を引いてしまいます。 娘が肺炎で入院したときにお世話になった医師が 「風邪を引かずに済まそうというのは至難の業」 と、苦笑いをしていたことを思い出します。 7日、大田区主催の小児救急講演会が行われました。 症状の見極めと対処、症状に合わせた家庭看護の実際 について、小児科医と小児救急看護認定看護師のお二人が 資料を元に詳しくお話ししてくださいました。 一人でも多くの親御さんに聴いていただきたいと 保育付きで開催されましたが、 定員100名の会場が満員とはいかなかったようです。 9月にお産に関する講演会が行われたときも 関係者を入れて来場者は70名ほどで、 せっかくのチャンスなのに、 何とももったいないと思いながら、 医療を受ける私たち自身が学ぶ機会をもてるよう 何かできないかなと思ったのでした。 区民大学でお隣になったMさんに声をおかけして、 Mさんのお友達4名の方が手を挙げてくださり、 まずは小児医療について学ぶ会を始めることになりました。 小児救急講演会をみんなで聴き、 終了後に場所を変えて、立ち上げについての初顔合わせ。 きゅりあんで「秋のおさんの時間」が行われていた日に 作戦会議を行ったとここで書いたのも、 まだ名前もついていない、この集まりのため。 集まった人、ひとり一人それぞれに、 知りたいこと、学びたいことがあり、 知識も経験もさまざまではありますが、 噂に惑わされず、わが子や家族の健康のことに 対処できるようになりたい という気持ちは同じです。 気の早い私は、先月都庁ひろばで行われたイベントで 「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会代表の 阿真京子さんに「大田区でも始めますよ」と ご協力をお願いしてしまいました。 もちろん講演会の講師のお二人にも、 ご協力をお願いしたのは言うまでもありません。 さ、どのような活動になっていくんでしょうか。 * * * 昨晩は、大田区新教育プランについて意見具申を行う 大田区教育懇談会がありました。 向こう20年間の大田区の施政方針となる基本構想が決定、 それに基づく10年間の基本計画の素案ができたところで、 新教育プランも6つのアクションプランと体系図の素案が まとまったところです。 漠然とプラン全体について思うところを述べていたのが、 具体的な骨組みが提示されると、 委員としても具体的なイメージが膨らみます。 これまでの中で最も活発な意見交換がなされました。 この会議でも、からだのこと、健康教育の大切さについて 意見を申し上げてしまいました。 どこまで家庭で育み、 どこから学校教育の中で伝えていくのか。 乳幼児の頃から、自分のからだの感覚、 体調に意識を向けさせることは、 基本的生活習慣を身につける上でも 大切なことだと感じています。 初めは親から子へ、そして親子で、 当たり前のように話題にしてもらえるといいなあ。 そこで改めて思ったことは、 もうひとつの大田区での役割、 次世代育成支援後期行動計画の策定。 これは地域保健福祉計画の 子ども分野の計画策定として行います。 こちらにも、ちゃんと提案していかないとね。 夜、床に入ったあとで、 ずっと頭の中で引っかかっていたことに ひとつの解決策を見つけました。 教育プラン策定となると絶対に出て来る親教育という言葉。 親教育ではなく親支援と捉えればよかったんだ。 私自身が教育という言葉に妙に敏感ということもあるけれど、 家庭教育、親教育と言われると 親がますます追い詰められるように感じてしまう。 でも、そもそも教育って、 追い詰めたり押し付けたりするものじゃなかったはず。 親教育と言う人たちが、具体的にどのようなものを イメージしているのか、お尋ねしてみればよかったかな。 もしかしたら、親支援のイメージだったかもしれない。 教育にも福祉的側面はあるのだから。 新教育プランは来年4月頃には素案が完成し公表されて、 パブリックコメントの募集もなされる予定です。 それまでに懇談会としての意見や提案の取りまとめをと、 来月までに各委員とも自分の意見などを文書にまとめて 事務局に提出することになっています。 手元にある宿題が、また増えてしまいました。 風邪を引いている場合じゃないぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 10, 2008 09:48:41 PM
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