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カテゴリ:中村美香子(さんさんぷろじぇくと)
中村美香子です。ちょっとお久しぶりになってしまいました。
保育園の民営化は、事業者が年末に決定されたのだが、昨日はその報告&説明会だった。自治体のヒト、選定委員会のヒト、事業者のヒトが園に来て、決定理由の概要と、事業者の紹介と、今後の引継ぎスケジュールなどを話し、質疑応答。 決定理由については、きちんと説明しろよーというプレッシャーを、アンケートやらなにやらいろんなところでかけていたので(笑)、選定委員から、まあまあていねいに説明がなされました。 選定委員は全部で5人いるのだが、保育園を考える親の会の普光院亜紀さんと、現保育園の園長と、自治体の保育課長(キー。なぜあなたが入ってるの?ま、それはおくとして・・・)が出席していて、それぞれからこの事業者に決定となった理由・・・どういう判断を自分がしたか、の説明があった。 ちなみに選定委員会の決定は、点数制ではなく、合議なので、いずれにしてもこういう説明のしかたとなるよね。ま、点数制だからって点数表を明らかにしたりは絶対しないだろうけどね。 と、聞きながら、夏ごろにやりあっていた議論の内容を懐かしく思い出していた。 保護者からの質疑応答の時間に、私は、特に保護者を代表する立場ではないのだがと前置きしたうえで、ここまでの自治体関係者の対応へのお礼を表しておいた。まあ、一緒にケンケンガクガクやる上では、信頼関係・・・というか、感情的にいい関係を持っておくことは必要だ。それに、実際、まったく聞く耳持っちゃいない!というような態度では決してなかったことは書いておこう。ものすごく先進的というわけでも決してなかったけど。 隣でオットが手を挙げて、今回の応募の際事業者が提出した、プロポーザルの内容を保護者側に明らかにすることを要求していた。みんながほろっとなっていたときに、あーほんとに油断できないヤツだわーと思ったが、そりゃーそうだ。いったい何を約束されてここに決まったのか、わからないではチェックもできない。ナイス。っていうか私もぼんやり感慨にふけっているばやいではない。 でも、自治体のほうは、むにゃむにゃ言って、また引継連絡会のときにおいおいお話しするとかなんとか言っているので、行間を読むくせのついてしまった私は、あー開示できないっていうことだな。と思ってしまい、「もしそういうことなら、事業者さんから自発的に私どもに提示していただけませんか。自治体と(事業者は)調整しといてね」と宿題にしてしまった。なんとなーく、あれ?を放っておいては後になってコトがややこしくなる。どっちかっていうとこういうことをさっさと口にするえげつなさに長けているのは私のほうだ。 引継連絡会というのは、引継ぎについて、また保護者を一同に集めて説明したり質疑応答したりする会らしい。来年度から毎月1回。 んー。事業者が決まったからとて民営化は終わらない。むしろこれからが大事なのだ。 ホンマに本書こうかしらん(笑)。 事業者さんには、今、おはなし会というものを立ち上げていて、たぶん保護者会も立ち上げることになるだろうと思っていて、保護者のほうでもスムーズな民営化遂行に保護者の立場で協力していこう、一緒に考えようというキモチを持っていて、活動基盤をつくろうとしているところですよという意思の表明をしておいた。これを言っておくのも大事なことだ。 おはなし会も、来年度後半戦には、民営化移行のときに園と保護者がどうタッグを組んでこどもたちの不安や動揺をやわらげられるか、どんな保育を行っていくか、というような議論や相談の場になるだろう。新園長などに来てもらって・・・。 でも、2月は、食事&食育がテーマなの♪ 私の大好きなテーマだ。料理だけは、あんまりイヤになったことがない。 園の「調理さん」が、保育園で出している手作りお菓子のつくりかたをデモンストレーションしてくれて、焼けたら味見しながら、コドモとの食事などについて語り合うというわけ。日ごろあまり顔を合わせて話すことのない「調理さん」が前面に出てくるというのも面白い企画だ。 それと、保護者同士での情報交換も、と思い、こちらはカンタンごはんレシピといく。 ここらで私だけでやるのでなくて、ほかの保護者を巻き込まないと。と思い、保護者に、「忙しい日々のごはんメニュー」レシピの提供と参加をお願いするチラシをつくった。今日、園から保護者にまいてくれる。 料理の先生をしごとでやってる園のおかーさんにも、参加の約束をとりつけたし。楽しみ。私も何か提供しよ。 最近ハマってるカブの焼いたのとか。私は魚焼きグリルで焼いてるんだけど、ただ5分ぐらい焼くだけで、オリーブオイルと、お塩かおしょうゆとか、そんなシンプルな調味料につけながら食べる。飛田和緒さんの料理の本に載っていたんだけど、これがかんたんウマイのだ。 レシピっていうのは、結構、誰がおいしいって言ってたか、というリソースによって判断しているし、そのリソースが身近なヒトだったりすると情報の価値が変わってくる、作ってみようかなとわりと思ってしまう、そういう情報だと思うので、保育園の親同士がつながる材料としては結構いけるんじゃないかなと思う。 あと、レシピじゃなくても、こだわりの食材入手先とか、献立の立て方の考え方とか、そんなんでもいいよって書いておいた。さあ、どれくらいレスポンスがあるかなあ。 民営化をやっていたので、レスポンスのなさにもそれほど動揺しないで、「まあ、だんだんだから・・・」とやっていけそうだし。 おはなし会はまだまだこれから。です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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