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カテゴリ:中村美香子(さんさんぷろじぇくと)
せたがや子育てネットが募集している、鉄道利用時のあったかエピソード。こないだ松田さんがPRしてたやつ。よし、みんな書こう。4月9日までだゾー!
これは、東京都の福祉保健局と子育て応援とうきょう会議(杉山さんが委員やってて、やっくんがなぜかイメージキャラクターなやつだ)とせたがや子育てネットと鉄道各社でやってるキャンペーン、だ。東京都の報道発表はこれ。 がんばれ、せたがや子育てネット! えー、今日は、自分のほうのネタがまだ書ける状態にないもんで、これに便乗させてもらおっと(笑。 あったかエピソードね。・・・ うーんと。 ベビーカーにコドモ乗せて電車に乗ってるときでしょ。 いやー、席を譲ってもらったことは何度かあると思う。 おや、こうして考えてみると、ムカついたことは確かによく覚えてるんだけど、ありがたかったことは輪郭がぼやけてる。いかんなー でも、こうして考えてみたら、決してイヤなばっかりの世の中でも生活でもなかったんだって、改めて思い返したりして、こういうイミが隠されていたか。このキャンペーンには。ヤラレた。 さすがにまつださんのように、拝まれた、なんてタノシイ経験はないけど、座ってベビーカーの上のコドモに話しかけていたら、向かいの席のおばちゃんたちがにこにこ見ていて、かわいいわね、なんて言ってくれるとほっとしたことなんかは何度もあるなあ。 おばちゃんはやっぱこうでなきゃね。 最近、自分も2歳以下のコドモを見ると特に、つい、わらわらと近寄っていってしまいそうになる。自分のコドモのときにはいつもいつもこんな気持ちでもいられなかったけど、今そのくらいのコドモを見ると、かわいーねーもう、って思ってしまうのだ。 おばちゃんといえば、おせっかい。 これが、うざいというか、メンタリティが理解できない・・・みたいな感覚ってあるでしょ。 うん、まさに新自由主義っぽいよね。 若いころなど特にそう思ってるよね。みんなそうだよ。 でもね。 自分がだんだんそっちに近づいてるから言うわけだけど(笑)、 電車なり、道端なりから、そういうおばちゃんがいなくなってしまったら、この世はもっともっと子育てしにくいことになってしまうだろう。 いいの。経験のある人はそれを活かせば。経験もあって子育てにちょっぴり後悔なんかもあったりして。そういうのは、奮闘しているおかーさんたちをいちばん優しく見守れる目だったりするわけで。 もっとも、おばちゃんだけじゃなく、若ーい大学生にお世話になったこともある。これは、ニンプのときだけど。 ニンプながらも、飲み会なぞ行っておそーくなって、井の頭線のホームを見て、すっかりビビッた。おなかがぱーんってつぶれてしまいそうなほどの混雑。募る後悔、しかしもう遅い・・・ いかにも軽めな、イマドキの若者だった彼は、「あ、どうぞ、座っちゃってください。」とちょっと不思議な日本語とともに席を譲ってくれた。 降りるときにもういちどお礼を言ったときも、なんだかものすごく面白い日本語を言ってて、ほんとにどっから見てもあたまは悪そうだったけど、その優しさとおかしさにどれほど心が楽しくなったことか。なに、あっちは若造でバカでも、こっちは年いっててなんでもすぐ忘れるので、ちょうどいいってなもんで。今じゃー、そのおかしな日本語は忘れてしまって、うれしかったことしか覚えてない。 ニンプのときには、もっすごく礼儀正しいおじさんに席を譲ってもらったこともあったなあ。 あとね、ふたりめのニンプだったときは、私は、1歳くらいのコドモをおなかのバッグに乗せて立っていたおかあさんに席を代わってあげた。もちろんニンプだってわからないぐらいの時期だけど。ま、すでに子連れお出かけのキビしさが身にしみてたってことですね。ええ話やろー(笑 あとね、ウチのオットの話で恐縮だけど、EVにベビーカーごと乗せるときには、いつも自分は階段で移動してEVのハコの前で待っていた。駅のEVはいつも混んでるからね。まー当たり前っちゃ当たり前なんだけど、なんでお前が乗るんじゃーみたいな健康そのものみたいな若者やおばちゃん(おばちゃんってのはいろいろな面があるのよねー)がわらわら乗っていて乗れない・・・というようなことがよくあったので、この点オットはえらいなあと思ってた。ははは。 今となってみると、小さいコドモを連れたおかあさんやおとうさんを見るとついつい気になって注視してしまうのだけど、 何かお役に立てないかなーって、結構鼻息荒くしてるんだけど、 これが、経験者の自分でも、何していいかよくわかんないんだ。っていうか、迷うことばかり。 今回のこのキャンペーンでは、「こんなことが子育て者には喜ばれている!」ってあたりをある程度抽出して見せてもらえるといいのになあと実は思ってる。すいません、何もしてなくて期待だけしていて・・・ま、それもあって今日はせめてここでとりあげて考えさせてもらおーかと・・・。 たとえば自分もそうだったけど、立って赤ちゃんを抱っこして・・・もともと、かベビーカーからとりあげて、か、いろいろだけど・・・いるときに、お座り、と席をゆずってくれる人は結構いるのだけど、これがまた、コドモってのはなぜか「立て!」「歩け!」とハハに命令を下していることが多く、座りたいけど座れないのよー。ってことが実は多い。 でも、ま、いいのかな。とにかくそう申し出ることで、あなたはひとりじゃないんだよ、あたしは何か役に立ちたいと思ってんのよ、というメッセージにはなるから。 しかし、結果、丁重にお断りされることがかなりの確率であるもんだってことは譲ってあげる側も知ってたほうがいいかもね。ガッカリしてやる気をなくすといけないから。 そういえば、この間、保育園の進級お祝い会という、各クラスの子どもたちが各々、劇や踊りなどのパフォーマンスを披露するという行事があったんだけど、 スーツ姿のおとーさんが、1歳前ぐらいの赤ちゃんを抱っこひもで前にぶらさげながら、上の子の劇をビデオに撮っていて、すごいなーこのおうちは、おかーさんはお仕事休めなかったんだろうなーとかつい邪推していたら、赤ちゃんが泣き出しちゃって、 隣にいる私は、しばらく、どうしようかすごーく迷ってしまった。 赤ちゃん抱っこしてあげようか?と言いたい。でも・・・ 1.赤ちゃんてば抱っこひもの中にいて、とりだしにくそう。このおとーさんはそこまでするっていうかしら? 2.しきゃーも、赤ちゃんを泣き止ませる自信は私にはない。そんなに何人も育てたばーさんのような超能力ないし・・・ 3.このおとーさんの上の子はどうやら今まさにパフォーマンス中だっちゅうに、赤ちゃんのやりとりなんかしてたら、ビデオがえらい揺れるだろーし・・・ でも、ここで何にも言わないのはもう、非人道的だ!というような泣き声を赤ちゃんがたてはじめて、ようやく私も、おずおず言ってみた。赤ちゃん抱っこしますよー、って。 そしたらね。おとーさんは「ありがとうございますっ」と言って、ぐいぐい抱っこひもから赤ちゃんを引っ張りあげ始めたので、私もぐいぐい抱っこひもを引っ張り下げた。 おお。これは、求められてることだったらしい。言ってよかった! と、私はすっかりうれしくなっちゃって、そのちっちゃいかわいいのを抱っこしちゃって、案の定赤ちゃんが泣き止まなくてももう気にならなかった。っていうか、大胆にも、暑いのかなーとか言って、ぶあつい上着をくるくる脱がしちゃった。もうすっかりおばちゃんだこりゃ。 なんていうか、電車の中でも同じなんだけど、何をしてあげたらいいのか、どこまでやったら喜ばれるのかが、よくわかんないがために、手が出せない。 もしかして結構そういう人は多いのかもしれない。 いくらコドモが泣いてたって、「抱っこしますよ」って言われて、ほいほい知らん人に渡すわけないよなー。とか、「荷物持ちますよ」って言っても、どこで降りるのかしらんとか、それこそあやしいと思われてもなー。とか。 私は、階段をベビーカーにコドモを乗せたまま上り下りするときに手伝おうと言われると・・・(言われたことはなかったが。)ベビーカーはいいからそのハンドルにいっぱいぶらさげた荷物のほうを持ってほしいな。と思っていたなあ。あまりの重さに取り落とされたりしたらやだし、持ち逃げされたらいけないし。 なんていうか、こういう子連れお出かけのお手伝いに、ちょっとばかりスタンダードが決まってるといいんだけどな、と思ったりする。どうだろ? どんなエピソードが来るか、そっからどんなことが読めるか、楽しみだな。 ってか、あんまり役に立つエピソード書けなかった。ごめん松田さん! ってか、せたがや子育てネットの会員になるつもりなのにまだなってない。会費払わなきゃ! 4月を前に、決意を新たにする私であった。みんなも、このキャンペーン、参加してみてね!(結構おもしろい。また、結構感慨深い。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 23, 2009 04:01:27 AM
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