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カテゴリ:中村美香子(さんさんぷろじぇくと)
中村美香子です。
ようやく、ようやく、保育園の、保護者の会をつくるための提案書&意向確認書を保護者の皆さんに撒きました。 今週いっぱいが締め切り。 保護者の会って、まあいわゆる父母会ともいう、保護者会のことです。 ある園にはあたりまえにあるような感じの組織だけど、うちの園にはないんだなー。 民営化園を行政側が決めるときも、それもあって狙われたんでは?といううがった見方などもありますが、なんしろ、なくても自治体立の保育園って、なんとなく特に問題なくいけてしまうんだな。 民営化事業者を決めるまでの行政に対するチェック、関与については、文字通り「民営化を考える親の会」をつくって、それで対応してきた。 しかし、事業者が昨年12月に決まって、これから移行していく段階にあって、やはり、恒常的な活動形態をもち、かつ親の代表としての正当性をもった(そう思い込まれる外見を備えていることが大事だよね。会長とか会計とかがいるとかさ)組織で対応したほうがいいと思ったのだ。 新事業者と園のありようを決めていくのに、保護者の組織がないと新事業者も誰と話して決めていったらわからんわけで、そのアクターとしては、外見上、保護者の正当な代表でないと、いかんでしょ。 で、とりあえず「保護者の会をつくりませんか?賛成反対その理由、意見を表明してください」のペーパーを配布した。 昨年度の民営化関係のこういう活動は、行政側が活動費をもってくれたが(これは当たり前っちゃ当たり前だけど、ちゃんとやる自治体は少ないかもしれない。でも、民営化チェックをやるならこの仕組みは不可欠!)、こっからはそれもない。ってなわけでウチのプリンターで、90枚コピーする。どうせまだ領収書とっといてもあとで精算できるかわかんないしなー。 一応、勝手につくった保護者の会じゃあ、民営化親の会と同じだから手順は踏んでおかないといけないかなあと思って。ここいらのプロセスは特に世の中的に決まっていないので、このへんが自分で考えないといけないところなのだ。 なおかつ、民営化親の会で活動してたときの経験からなのか、考えるヒマがなかったからなのかは自分でもようわからんが、何票あつまったら設立するのかという条件設定を、提案書ではやってない。結果みて設立の理由付けの書き方を調整しようというハラだ。わははは。 まー反対多数ってこともないと思うんだけど、ぎりぎり過半数とかだったらいやだな。 判断に困るじゃないの。 ま、つくらないわけにはいかないんだけどね。 提案書には、民営化移行への対応のためにつくる必要があることを書いたうえで、一般的な保護者の会として、どんな会にしたいと思ってるかというのをちょっと書いた。 こういうのって書かなくても、保護者の会なんて世の中的に概念が確立しているものだから、ペーパーとしては通るけど、これがあるかないかでは、こうゆうのを提出したり関与したりというインセンティブに関わってくると思うから、発起人は書かなきゃだめ。というのが私の勝手なセオリー。 で、それは、・・・ 「・・・活動の具体的な内容は、これからみんなで決めていくことですが、私としては、形式的な年間行事などはできるだけ排除し、実質的に、(1)保護者と保育園が協力して子どもの幸せな育ちを促す、(2)保護者同士のつながりをつくり、子育てのある生活の中で助け合う、ことにつながる活動を、やりたい人が中心になって行う仕組みをつくりたいと思っています(もちろん、100人の子どもの保護者という規模で活動するためには、各クラスから役員を選出する必要はやはりあるでしょうが・・・) と書いといた。 ちょっと4つ葉っぽいでしょ? めんどくさいのにいやいや保護者が夏祭りになんか出し物を出すとか、記念品の贈呈とか、そういうのの実行委員をみんな逃げ回るとか、そういうのはできるだけやめて、いい活動をしたいな。 うーん、恐れ多いことだ。ほんとに私にできるのかしらん。・・・と弱気になったら思い出そう。プリキュアの歌を。私は前のやつのほうが歌が好きなので前のやつ。 やっぱここは、「行くよ、女の子ー♪」だよね。 いやもちろんオトコも参加せよ、だけど、こういうコンセプト自体、生みの親はやっぱりオンナのほうだと思うから。私の場合は元ネタはやっぱり4つ葉だから。 ・・・昨日は、第1回の「引継連絡会」なるものもあった。民営化の、事業者が決まって移行に向けての、自治体・旧事業者(自治体立だから現園長先生のこと)・新事業者・保護者の4者で集まって、これからの引継プロセスについての説明を自治体から受けた。 こっから7月までは、保育園に期待すること、していることをみんなでフリーディスカッションすることになっていた。ふうん、自治体もなかなかきちんと手順を踏むじゃないの(笑)。 先行民営化園では、小グループに分かれて、テーマは共通で、ブレーンストーミングしていったのだそう。自治体が司会して、みんなで、・・・という形態では限界があるので、ということらしい。ま、そりゃそうだ。 やりかたについては、保護者のほうからもぜひアイデアを出してくれ、コーディネートもしてくれてもいい、みたいなことを自治体のほうが言っていた。ま、それもそうだろうなあ。 でも、昨日の連絡会では、まだ、新規採用をいつ何人採用することになるの!?という、前からの懸案についてチェックする声がきびしい語調であがったり(いや、必要なチェックだけどね。こっからの人事をきちんとやってもらうことは大事だから)、 その、話し合いの形式のハナシが自治体側から出たときに、「相変わらずこの形式で、なんか違うんじゃないかなと思いました」という、じゃあどうするの?は誰かほかの人が考えることが前提なのかしらんという感じの声があがったり、 「保護者のほうにあんまり期待しないでください。民営化親の会がなんかディスカッションするっていったってみんな引きますから」という消極的な声があがったりで、 うーん。ほんとにできるのかな?ともやもやしてしまった。 私としては、そろそろ、「糾弾&チェックモード」から、「協力&共にクリエイトモード」に親のほうも移行してかないとと思うんだよー。 むしろ、そのときに、何かクリエイトできるソフトを親のほうがもってるかどうか、自分のことを考えてもめちゃ不安。 どんな保育園にしたいかってことは、どんな子育てしたいか、どんなふうに園と協力したいか、どんなふうに親がつながるべきか、ということなわけで。 考えたこともなければ、そんなソフト自体、組み込まれていないわけでしょ。 むろん、そんなこと、行政に考えてもらうハナシじゃないし、そこだけは保育園のいいなりでいいというのも情けないハナシなわけで。 私は、今、保護者の会立ち上げますから、そこでやりましょー!と呼びかけて昨日は終わった。 こりゃーかなり、プリキュア何十回も口ずさまないと。 ってか、プリキュアのように、何人かで取り組みたいっちゅうねん。仲間をさがさないとだね。 さて、どうなりますやら。 ま、Go,go!だ。どっちにしろ。もう、船に乗っちゃったもんね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 20, 2009 07:33:00 AM
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