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カテゴリ:めだかfrom冒険遊び場
めだかです。
この2年ほど、東京・練馬区にある冒険遊び場のプレーリーダーが集まって、勉強会をしています。 テーマは、 「子どもの遊びに関わる仕事の内容やあり方を言葉にする」 ということです。 そのことは、一般社会の人たちに向けてということもありますが、 このような分野にこれから関わろうとする人たちに対して、 どのように伝えるのかという点でも、重要な意味を持っています。 このことは、保育士や教員、介護職など、 人と関わる様々な分野でも共通でしょう。 今年のテーマは、 「この職業に就いてからの育ちの歴史を語る」 というものです。 「人には、それぞれの思想に歴史がある」のだとすれば、 子どもに関わる仕事に就く人たちの価値観にも、 歴史があるのだと思います。 人の成長や育成を考えていく時には、 ただ資格制度があればよいのではなく、 それぞれの価値観の育ってきた歴史に触れ、 寄り添っていくことが欠かせないものであるはずです。 そこで、今は、 一人一人がプレーリーダー職に就いてからの年表を作り、 それについて語り、 他の人との共通点や傾向、自分自身の気づきについて、 掘り下げていっています。 面白いのは、場やきっかけに違いはあるものの、 共通点もかなり見えてくるということです。 また、今年出版された子育て支援者コンピテンシー研究会編著の 『育つ・つながる 子育て支援』(チャイルド社)にも見られる 「コンピテンシー」という考え方は、 今後のこの分野での人材育成を考える上で、 大きな役割を果たすと思われます。 育つ・つながる子育て支援 ところで、来月初旬になる予定ですが、 本を出すことになりました。 イギリス・ウェールズで 子どもの遊びに関わる「プレイワーカー」が集い、 プレイワークのあり方と価値を整理した本の訳書 『プレイワーク 子どもの遊びに関わる大人の自己評価』 (学文社)です。 関心のある方は、ぜひ手にとってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 28, 2009 12:36:46 AM
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