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こんにちは。 NPO法人子育てを楽しむ会 京都きっずプロジェクトをしております迫です。よろしくお願いします。 ブログを読んでおりましたら、星合さん。石田さん。松田さん。京都のことを書いていてくださってうれしい・・・。 報告としてはいっぱいいっぱい書きたいことはあるのだけど、 今日は二つだけ・・・ 今回のテーマの「子どものいる暮らし・・・」に触れたこと・・・。ひろばには、いろいろな親子が参加してくださいます ひろば・・・という場で、私たちは親子と出会いますが、その「親子」は、それ以外の時間は、地域のいろいろなところで生活をしているわけです。 広場にいるときは、楽しく過ごされていても、 帰り道「また、あの危ない道を通って帰るのか?」と不安だったり、 夫がリストラされないか心配していたり、 仕事に復帰したいけど、保育所が一杯だったり 義理の父が介護状態だけど、どうしたものかと悩んでいたり・・・ いろんなものをしょっている人生なのですよね・・・。 私が、いつも困ったときに相談している、NPO法人働きたいおんなたちのネットワークの吉田秀子さんが、今日、ある事業の報告会で話されていた言葉をお借りしますと 「子育て支援」と「子育て期の女性の支援」は違う・・・という話なのですが、 どうしても女性は、子どもに起こったこと、親に起こったこと、夫に起こったこと、自分に起こったこと、 全部自分が引き受けて何とかしないといけないと思っているように感じるのです。 まじめな人ほどそうなのです・・・ 私は、親子が集まる広場に関わる人たちは、そこに来ている親子だけではなく、その人の暮らしや人生も、一緒に考えていきたいな・・・また、一緒に考え合える仲間作りをしたいな・・・と思うのです。 その思いを、いろいろな切り口で表現させていただきました。 今、報告書を作成しているのですが、そのための分科会ごとのテープおこしなど、A4が40pずつほど届き、「ここから何を表現すればいいの・・・」と、みんなが頭を抱えておりますが、 出来た暁には、HPでもアップしていきますので、そちらをご覧下さい・・・ あとひとつ・・・ アンケートの言葉を借りれば、「ひろばの研修としては新鮮だった」と表現いただいた、岩城敏之さんのお話。 この方は、キッズいわきぱふという、宇治にあるおもちゃ屋さんです。 この方は、幼稚園や保育所の研修会、また、PTAなど、関西では引っ張りだこで、一年365日よりも多い回数の講演をこなされている方なのです。 私が、ぜひ岩城さんのお話を皆さんに聞いていただきたい・・・と思ったきっかけがありました。 それは、宇治で、保育をつけた岩城さんの一般向けの講演会を開いたときの参加者の一言でした。 「自分の子どもだけが幸せになることはない。自分の子どもとまわりの子どもの幸せを考えないと・・・」という話を聞かれたのですが、その後しばらくして、こんなメールが届きました。 「こんにちは、今日はありがとうございました上の子どもの時から子育てを楽しむ会にいろいろとお世話になって会社を退職したのを機に、私も何かできたらいいなぁって考えるようになりました。先日の岩城さんの講習を聞いて、地域で子育てをする大切さというのを感じるようになりました。自分だけの子供を育てるんじゃないんだなって思うようになりました。何ができるかわかりませんが、どうぞ宜しくお願いします。」 ひろばって、親子がそこでいろいろな過ごし方をされていく。 その中で、ちょっとした声のかけ方や、遊びの展開の仕方・・・ そんな難しいことではなくて「ちょうだい」「ありがとう」という遊びをするだけでも、人の関わりって生まれてくる。 岩城さんのお話には、そんな今まで日本人が当たり前にやってきたことを気づかせて下さる言葉があり、その中で、前述のように、「私もこの取り組みに関わりたい」という言葉を発してくれる行動につながることもあるのです。 そう思ったら、どうしてもセミナーの中で入れたくなり、実行委員会の中で提案させていただきました。 で、どんなお話だったのか・・・これまた、報告書を楽しみにしてください・・・(かなり要約になりますが・・・) でも、関西弁べたべたの講演は、文章にするのは難しいです・・・ さて、今回は、花園会館という、京都の右京区ある、妙心寺が運営している会館でした。 交流会は大心院という、お寺で行いました。 かとり線香やベープをつけて、縁側もあけ広げた中での一人ひとりのお膳の精進料理。 早めに料理を下げていただき、みんな和室でそれぞれに輪になって話が弾んでいた人もいれば、 縁側に足を投げ出して、月を見てうっとりしている人も・・・(この日満月だったのです) 「京都らしくてよかったわ」といってもらえて、ホットひといき・・・。 実は、スタッフのほとんども、ちゃんとした精進料理をいただくのは初めてというメンバーも多く、私たちもうれしかったのです・・・。 いろいろな企画をするとき、たとえば、今回の交流会も定員が少なく、立食にすればもっとご参加いただけたのかもしれないけど、あえてこの企画で進めたこと・・・ また、次の日の分科会も、しっかり定員を決めて振り分けたらいいのかもしれないけど、ぎりぎりまで第一希望を優先したこと・・・(それにより、人数のバランスがでこぼこで・・・) 何を優先して、何を削っていくのか・・・。 本当に難しいです。 でも、今回、一緒に運営をした実行委員、当日のスタッフ、なにより、準備段階から京都にお越しくださった講師の方々、そして、笑顔や情報を一杯携えてご参加くださった方たちの力で、「自費でいたかったけど・・・きてよかった」と言って下さる会になったのだと思います。 でも、ひろばの研修に行くときくらい・・・どの現場も、研修費くらい出していける運営費の必要性もまた考えていきたいですよね・・・ みんなで一緒に、ひろばの中身も考え、運営する私たちも「いつまでもあほなことやってるな」と息子に言われることなく、「立派な仕事」として、家族にも思ってもらえるような職場環境にもしていきたいなと思います。 世襲制ではないけど、子どもにとって「憧れの職業」といわれるようになり、「ぜひぜひ」と進めていける仕事にしていきたいなと思います。 たくさんの報告と思いがあって、混在してごめんなさい。 次回は今回の目玉、バスツアーなどの様子をご報告したいと思います。 たくさんのご参加ありがとうございました。
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