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カテゴリ:小原聖子・新宿・ゆったりーの
小原@新宿・ゆったりーのです。
このところ、他のひろばの研修に呼ばれたり、 他のひろばの運営をしている方とお話ししたり、 自分のやっているゆったりーののひろばでスタッフとの会話の中で、 『ひろばに遊びに来た親が、しゃべってばかりで子どもを見ていない時、 何て声をかけて子どもを見てもらうか?』 みたいなことについて、話し合う機会が続きました。 ひろばではでは、 『自分のお子さんは保護者が責任を持って見守って下さい!』 ・・・っていうのが、暗黙の了解みたいになってます。 (でっかく貼ってあるひろばもありますね。 ウチも実は建前としてパンフレットに書いてあります・・・。) だから、子どもそっちのけで、おしゃべりに夢中になったり、 ゆったりーのでは普通の飲食スペースではなく ママ達がくつろげるように“カフェ”なんか作ってしまったので コーヒー飲みながらすっかりくつろいでいる。。。 そういった状況を、「困った!困った」とか 「私達は子どもを預かるのが仕事ではない!」と スタッフは悩んだり怒ったりすることがある。 確かに、 『ひろばに行くと、スタッフさんが遊んでてくれるから楽でいいわ~♪』 と 思われても困るし、利用者の方の中で “いつも誰かの子どもも一緒に面倒を見ている人” と "いつも子どもを見てない人“ がいて不満に思っている人がいるとしたら問題だと思う。 だけど、常に自分の子どもに責任があるからといって、 ずっと目を離さないでいるのはしんどい。 そのしんどさを解消する目的もあって ひろばが必要だったんじゃなかったっけ? 子どもから目を離したって、 他の保護者が目を配ってくれているならいいのでは? ・・・と、「その現場に居合わせていたスタッフ」と 「居合わせていなかったスタッフ」とか、 スタッフ同士でもしばしば意見が食い違うことがある。 日々現場で親子に接していると、 ”その場をどう治めるか” みたいなことに振り回されてしまう。 だけど少し客観的に長く広い目で、”どうありたいか”を考えると、 少しまた違う考えになるんだと思う。 この意見の違いはたぶん永遠の課題だとおもう。 違う立場同士がバランスよくコミュニケーションをとって、 大切なことを確認し合えることが理想。 子育ても同じだなーと、 連休中子どものクラブで仲良くなった数家族と旅行に出かけ、 互いの子どもへの接し方などを見たり話し合いながら思った。 そして、TVを見ながら政治もきっと同じと思った。 お金がかかる!学力が落ちている! とかいう現場の声とコミュニケーションとりつつ、 客観的に長く広い目で、”どうありたいか”を考えて 進んでほしいものです。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 31, 2009 09:05:19 PM
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