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カテゴリ:めだかfrom冒険遊び場
めだかです。
東京都に住んでいる方はご存知の方も増えているかと思いますが、 東京都福祉保健局を事務局として、「子育て応援とうきょう会議」 と呼ばれる行政・企業・市民活動による よりよい子育て環境づくりのためのプロジェクトがあります。 10月25日(日)は、その都民向けイベントが 世田谷・駒沢公園で開かれます。 その一角(自由広場)を使い、一日プレーパークを開催します。 すてきな木立はありますが、ロープ遊具は作りません。 その場でトンボ(グラウンド整備に使う道具!)を手作りして、 たくさんある落ち葉をみんなで集めて 何かやろうかという話をしています。 こういうイベントのときはいつも、何をするか迷うのですが、 何となくイメージは作りながらも、 提供者側とお客さんに分かれないようにしたいと思っています。 「遊び」というと、つい、「遊びのメニュー」に走りがちです。 でも、「遊ぶ」ということを考えたとき、 「遊びのメニュー」が、子どもにとって、 必ずしも遊べるとは限らないのではないかと思うのです。 以前、「冒険遊び場は、「遊びを支援する」の?」、 それとも、「遊ぶことを支援する」の?」と、 公園設計の人に聞かれたことがありました。 公園設計では、 「名詞(たとえば、ベンチ、花時計、ぶらんこ、噴水)」 で語ってきてしまった結果、 その好き嫌いでしか住民や行政との話が進まなくなってしまった とのことでした。 「動詞(○○したい、○○を感じたい)」で語ることで、 最終的に具体的な名詞が上がってくるのが大切」というのです。 「遊び」にも、名詞はたくさんあります。 ぶらんこ、ベーゴマ、ドッジボール、鬼ごっこ、ボール遊び、 リズム遊び、工作・・・。 けれども、子どもが遊ぶことに関心や責任を持つ人たちは、 その裏側にある「動詞」を見ながら活動しているでしょうか? きっと、「動詞」が見えていないと、 大人の役割は、ただの「新しいネタ探し」、 「うまく「遊び」を導入するためのプログラム」 というレベルに止まってしまうのでしょう。 10月25日(日)は、実際にどうなるか、 お時間のある方はぜひ見にいらしてください。 また、今回、日本冒険遊び場づくり協会として、 東京都内で活動する冒険遊び場を網羅した 「とうきょう冒険遊び場MAP」を作りました。 A3表裏カラーのすてきなものができあがりました。 イベントの中で配布する予定です。 小さな市民活動が元気づけられ、 行政や社会一般とのお付き合いを広げていくための ツールになっていくことを期待しています。 とうきょうひろば2009について 詳しくはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 17, 2009 09:10:09 AM
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