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カテゴリ:福岡柳川より 森郁子
柳川 もりいくこです。
庭の大木がそろそろ色づき始めました。 渋柿の寄付があったので、つどいの広場で干し柿を作りました。 吊るした柿の間から畑のニンジンや大根が青々と見えています。 ♪里の秋♪を歌いたくなる景色です。 さて、来年度の予算要求の時期ですね。 つい先日話し合いを持ちました。 柳川市も不景気による税収減。 予算は、削って削って、そして、数字を上げて(参加者数)と要求されます。 数字ももちろん大切。でも大切な物はなかなか数字に表れないものです。 在宅子育て支援(つどいの広場など)の財政的な効果をどう伝えるか? 保育園の0歳児の保育料の話をさせていただきました。 柳川市では、0歳児一人を保育園に預けるとしたら 一月に16万円が保育園に支払われます。 年間にしたら一人192万円の税金が使われることになります。 つどいの広場は、0歳児の2,5人分で運営されていることになります。 広場の中で在宅で子育てできる環境にあるのに 「私が下手に育てるより、プロに育ててもらった方が子どものためになるのではないか?」 「離乳食もオムツも躾も教育もしてもらえるから保育園に預けたい」などの相談がよくあります。 そういった親を支えることで、財政もかなり潤うのではと思っていることを伝えました。 昨年度、カナダのノーバディーズパーフェクトプログラムの講座を実施。 受講した方は、いつの間にか支援者と言っていいほど、 自分の地域などで温かな子育ての支えあいを自然な形で行えるように育っています。 嬉しいことに子どもも次々生まれています。 残念ながら今年度は予算が無く実施できていませんが・・・。 人が育つには手間も暇もかかります。 じっくり確実に人を育てていく、支援をしていきたいと申し上げました。 「急がばまわれ」 遠回りのようで案外この方法が近道のように思っている私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 3, 2009 04:48:12 PM
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