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カテゴリ:福岡柳川より 森郁子
柳川より もりいくこです。
児童館でつどいの広場をやっていて、 広場の終了時間4時の次は、予約制で個別相談の時間となります。 先日、広場利用のTちゃんのお父様であるYさんから Tちゃんのことで相談を受けました。 Yさんは、もうすでに成人されたお子さんがいらっしゃって、 その当時の子育ては、父親としては仕事優先で、 あまり子育てに関りを持たなくて良い環境だったそうです。 家訓「男子厨房に入らず」 祖父母の手もあり、妻は子育て担当・・・。 時代は過ぎて、現在3歳のお子さんの父となっておられます。 今は、核家族で、子育てに必然的に関らなくてはならない状況。 Yさん曰く 「子どもがこんなに手がかかり、病気をするものだとは知らなかった」 法律関係の仕事をされているYさん。 事業主さんから「従業員の年休取得」についての相談があったそう。 一日単位の取得から時間単位に法律が変わって事業主さんは不満。 「今までの自分だったら法律ではこうですよ。としかいえなかった。 今の自分は子どもを育てるのに時間単位の年休の取得は、 働きやすい環境つくりには 欠かせないとわかる。 働きながらの子育ては大変。 子どもは、熱を出したり、病院に連れて行ったり。本当に手間がかかる。 今は、核家族での子育てが多いし、女性も仕事を持っている。 働きやすい環境を作ることが ひいては、事業主にとってもプラスになる。 ワークライフバランス 大切だと身を持って思えるようになりました。」とYさん Tちゃんについての相談だったのだけど、 逆に私が感動をもらいました。 「この子が私を育てたとですよ。 知識だけではわからないことを子育てで学ばせてもらったとです。」 「古いタイプの夫だった私を、妻がスパルタで教育してくれましたけどね。アハハハハ。」 子どもは男を、社会をも変える力をもっていると実感した時間でした。 Yさん 素敵なお話ありがとうございました。 (ブログ掲載の了解を受けて書かせていただいています。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 1, 2009 11:30:37 PM
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