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中村美香子です。
11月21日(土)に行いました、4つ葉プロジェクト+による政策研究会第2弾について、もぉ~また時間が経っちゃってるんですが、今日のブログ担当の私めが遅ればせながらご報告させていただきます。 テーマは、欧州の子育て政策の状況ということで、(財)こども未来財団の調査研究部長、前中寛之さんにドイツの状況について、4つ葉運営委員・新聞記者の榊原智子さんにフランスその他の欧州各国の状況について、それぞれレクチャーをいただきました。 盛りだくさんで、1人1回ずつ研究会をやってもいいぐらいでした~ 印象に残ったのは、ドイツには「地域連盟」という組織があって、これが子育てに関する政策提言や助け合いの仕組みとなっているということ。 また、フランスでも、子育て関連の政策について、オヤなどが参加して議論し、提言する仕組みがあるということでした。 時間がなかったので、このへんを掘り下げるには至らなかったのですが、このあたりは、日本でも、議論すべきイッシューだと思います。私たちが活動して政策提言していこうと思うならば、そういった仕組みをつくること、つくることを提言すること、あたりが今後の大きな目標になってくるんじゃないかと。 だから、今後、4つ葉でやる研究会も、もう少し、レクチャー形式のをやって基本的な知識を固めつつ、いつかはワークショップ的なものをやって、参加者で議論する場が設けたいなーと思っているのですが、そういうところで、ぜひとりあげていきたいと思っています。私ももっと勉強しないと。 あと、フランスのハナシでは、オヤのココロに、「2歳までがんばれば!」という、子育てのメドがある、という話が印象的だった。 そこから先は保育学校に、オカネもかからず、みんな入れてもらえるということからのようです。 研究会では話としては出なかったけど、榊原さんも取材している方の書いた「パリの女は産んでいる」という本で、その保育学校の内容について読んだことがあって、それはそれで、私としては、日本の保育園のほうがいいなーとは思っているのですが、(ええと、保育学校はかなり小学校と似た勉強スタイルで、遊んだり植物を育てたり、そういう要素が日本の保育園よりかなり少ないらしいのです) でも、そういうメドがあるっていうのはいいなと思う。 社会ってのは、実態だけでなく、希望があるかないかによって全然変わってくるものだと思うから。経済学で最初に期待による行動を理論化したヒトはほんとにエライと思う、誰だか忘れたけど。政策を考えるうえで、これがもっと考慮に入れられてもいいと思うんだよね。 話がそれましたが、とにかくかたちはなんでも、メドがあるっていうのはいいよなと。 日本っていうのは、なんとなく、「いやー育児休暇が終わってシゴトに復帰して保育園があるってのはいいなー」とかも言いにくい雰囲気があるでしょ。自分が好きだから働いてるの、じゃなくてやむをえず働いてるって言わないといけないよーな。んなことないか?ま、私は復帰したとき、なんとなくホンネは言いづらい感じがあったなー(笑 きっと、オヤのほうの人生の生き方の理論がきちんと構築されていないから、特にハハはどこまでも子育てに専念してないと後ろめたいようなことになってるんだと思う。 ま、また話がそれるのでとりあえず、ご報告はこんなところで・・・ で、今後ですが、今月12月は、研究会はいったんお休みとさせていただきます。 (えっと、運営委員会もここらでちょっと体制を立て直したりして・・・よいしょっと) でも、1月からはまたやりますよ。1月は保育関連のテーマで行きたいと思ってます。そのあとは・・・ワークライフ・バランスもやるつもりです。テーマや形式も、ご提案ありましたらどうぞお願いします。このブログの、「メッセージを書く」で、受け付けております。(どの日でもいいですよ) 今後も、この政策研究会、中身のあるものをどしどしやっていこうと思っておりますので、どうぞ皆さん、チェック&ご参加お願いいたします! 最後になりましたが、12月は、研究会ではなく、どなたでもどーぞ!の忘年会をやろうと思ってます。下旬はじめごろになる模様です。詳細が決まり次第、お知らせ載せますので、こちらもどうぞ、チェック&ご参加お願いしまーす! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 7, 2009 01:25:18 PM
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