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カテゴリ:NPO松戸子育てさぽーとハーモニー石田
ご無沙汰しています。
松戸子育てさぽーとハーモニー石田です。 遅れましたが今年もよろしくお願いします。 前回、私たちが運営している子育て情報サイト「まつどあ」の 話をしたかと思いますが、 その中で「子どもの通学路の安全性について特集を組みたい」という 子育て中である編集委員のお母さんからの要望で 千葉大学園芸学部の木下勇先生のお話を聞きに行きました。 その中でとても興味深いお話が・・・ 「子どもにやさしいまち」というのはどういうまちなのか。 子どもの遊びと防犯の両立。 今はなかなか安心して外で遊ぶことができない。 家と学校の中が遊びの中心で その途中である通学路は危険な場所と思いがち。 「まっすぐ帰ると15分くらいで帰ってくるはずなのに なかなか帰ってこないととても心配で・・・」 今小学生を持つお母さんはそう思うのかもしれない。 昔は誰もが「道草」の経験があると思います。 近道をみつけたり、秘密基地を作ったり、 途中で近所のおばさんから声掛けられたり、おやつもらったり、 友だちとべらべらしゃべりながら帰ったり・・・ でも今は通学路に人がいない。 あやしい人に声をかけられるかもしれない。 知らない人から声をかけられたら口をきいてはいけない。 そういう世の中です。 でも地域の方たちの協力で最近は少し変わりつつあります。 通学時間に犬の散歩や外に出るきっかけを作って 子どもたちを地域で守ろうと。 常に人の目が外にあるように、人が外に出るしくみを作っていけたら ドイツのコミュニティー道路のように。 子どもにやさしいまちは、子育てにやさしいまちにもつながります。 日本にもそういうまちがたくさん増えますように。 今私たちは何をしたらいいのか とても考えさせられた一日でした。 最後に先ほどの通学路が心配なお母さんに先生から一言 「お母さん自身が通学路を一度歩いてみることです。 注意すべきことは伝える。 一人で歩くと危険な場所は二人で歩くようにする。など。 子どもにも自分でリスクマネジメントができるようにする。 近くの人にはあいさつをして関係を作っていく。などが必要。」 だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 30, 2010 09:52:54 PM
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