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中村美香子です。
一昨年度は保育園の民営化事業者の決定に保護者が関わる道を模索して、 昨年度は「引継連絡会」なるものに毎月出席して、旧園から新園への移行を見守って、 ついにこの4月から、下の子が行ってる保育園が「民営化」しました。 あーもう、こういう、新しい環境が始まって、下の子に気をつけてやらなきゃいかんのに、 上の子が小学校に入学したり、自分が異動になったり、ついつい注意力がどっかに行ってしまうのであった。なんといっても上の子の学童のお弁当生活が・・・学校の給食が始まる4月半ばまでさらに茶わんに続く・・・が、業務としては最もキンチョーを強いられる。自分のシゴトなど比べるべくもない(笑。 大騒ぎして民営化に立ち会って、コドモへの影響をいちばん心配していたはずなのに、最近のグズグズを見て、「うーん、4歳児ってそういえば2回目の反抗期があったような気もするか・・・」とか言っていた私。 旧園の担任の先生に、お礼のメッセージカードを書いて、渡そうよってことになって、コドモに「書きましょう」と言ってみたところ、どーも、何度言っても、毎日、めんどくさそうに、「やだ」とか言って逃げ回っているので、珍しくしぶとく反抗するなあと思ってたんだけど、 とうとう追い詰めて、「ひざの上にすわって書く」というので、ひざにすわらせたら、机じゃなくてこっち向きにすわる。オイオイ、だっこかい。って言いかけたんだけど、オイオイは彼女のほうで、泣き出しちゃった。いろいろ問いかけてみると、どうも、先生が変わって悲しくて、カードなんか書きたくなかったんだって。その後、しばらくだっこしてよしよしするも、泣き続ける彼女。 まあっ、コドモのココロってデリケート、ですこと・・・ オトナの、普段の粗雑な人間関係からすると(え、ほら、職場でしょ?配偶者でしょ?それから・・・(汗))、なかなか感づけない繊細さだ。ごめんよ。 ママ友と話してたら、「うちもやっぱりちょっと変。なんか不安定な感じ・・・」という答えが返ってきた。「でも、いつものように叱ったりしちゃって、あーそうだった、って後悔したりして。」というと、みんなうなずいてた。みんな思い当たるフシがあるらしい。 「しっかし、旧園からも、そういうことあるから、ちょっとゆっくり、話きいてやったり言うこときいてやったりして、いつもより優しくていねいにしてあげてね、みたいな注意喚起なんか全くなかったよね。」っていうと、ほんとにそう!という反応が。 まあ、でも、わかっていたことなのだ。民営化っちゅーのは、4月1日から先生が全員変わってしまうのだから、コドモにとっては大変な環境の変化なんだってことは。 それに、あたしだって、オットとそういう申し合わせしたりはしてない。週に2日、夜預かってくれるジジババにも特に言ってない。同じことだよね。人のせいにしないこと。反省反省。愛が、コミュニケーションが、足りないな。 愛が足りないっていえば、もうひとつ悲しいことがあった。 旧園の先生方に、保護者からさよなら&ありがとうの会を、日曜日にしたいんだけど、と2月の終わりに言ってみたところ、・・・引継連絡会というやつが毎月、日曜日に行われていたので日曜日がいいかと思い。・・・3月はもう忙しくてとても無理なので、やるなら4月に、新園の先生方の歓迎会と一緒にやるとかでもいいかしら、と言われ、新園の事業者さんとも話して、4月の日程を決め、旧園の先生方もぜひ来てくださいということでお願いしておいた。その出欠状況を確認してみたら、とにかく来ますという返事のあった先生はひとりもいなくて、3分の2以上が欠席という返事だったのだ。 なんかねー、この民営化について保護者の使った時間や努力を考えると、そして、保護者からの申し出であることを考えると、あんまりだよなあって思ってしまう。せっかくのお休みなのはお互い様だし。 民営化は自治体のやったことで、旧園の先生方は別に責任があるわけでもなんでもないし、保護者に腰低くする必要はないけど、なんていうか、いわばどちらもそれで苦労した仲じゃあないの。・・・ なんだかねー、これもちょっと愛が足りないかなあと思う。 まあ、ある意味シゴト人の意識ともいうかもしれないけど、でも、ここは愛で補ってくれてもいいよなあ・・・ 保護者の会もない中で、企画して、各クラスにメールまいて、という苦労について、ソレに対していい反応返してくれてる各クラスの保護者について、まったく考えが及ばないのかしらん・・・ がっくり。 もうひとつ、愛っていえばねー、上の子の卒園にまつわるアルバム作りやら謝恩パーティーやらの準備を見てて、パパたちの傍観ぶりにもちょっとがっかりした。 傍観じゃなくても、アルバムの作業をしながら文句つけられてケンカした、とか、「手伝ってよ!キー!」というママの声でようやく単純作業を手伝う、みたいなハナシとかを聞くと。 家の中での子育てや家事については、だいぶ当事者として一緒にやってくれるパパも増えてきたのだろうけど、コトこのような、保護者同士で何かやろうということになると、積極的に関わってくれるパパはやっぱりほとんどいない、みたいなのだ。 下の子のときには、なんとかパパたちを巻き込みたい。だいたい、メールのやりとりだけでも疲労困憊するのに、彼らはメーリングリストに入ってないんだもんなー。 せめてサポート側に回るにしてもさ、「よくやってるなあ。えらいね。大変だな。」などなどのことばぐらい、ツマにかけられないものなのだろーか!?っていうかそんな美しい話は語られないだけなのかしら。なんだか、雰囲気的にはそんな感じがしないんだけど・・・ うーん、愛が足りないな。 でもさ、コドモに伝えたいのは、自分が暮らしたいのは、ほんとはきちっといろんなことが回ってる世界というよりは、愛がいっぱいある世界なんだよね。人生は思うようにいかないものだけれど。 今日は、解決策は特に考えつかず、自分はそんなつもりで生きていこう、と思うにとどまるのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 5, 2010 01:18:28 PM
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