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Aug 25, 2008
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テーマ:B’zに一言(459)
カテゴリ:☆OH!GIRL





だって急に反応するんだもん、かおるちゃんってば。



ここ何回か救急外来のお手伝いもしてるあたし。


かおるちゃんが、あたしの病院で働き出して2週間。








かおる 「あーーーーあ、ヒマすねーー」







あたし 「かおるちゃん、そんな事言ってたら、


       どえらい患者が運ばれてくるよ」






かおる 「どえらい、って?」






あたし 「電車に飛び込んで片足がない人とか、

入水自殺して顔・体パンパンの人とか、

あと、硫化水素自殺して全身ビニール袋状態の人とかさ」




かおる 「ここって、二次救急ですやん」






あたし 「ま、そうとも言える」

   注)救急には一次・二次・三次とあり、三次救急は交通事故とか、
     かなりヘビーな患者受け入れ可能。





かおる 「おとといの、柴田さんみたいな?」





{柴田さんの思い出カルテ}


救急隊 「えー、搬送の依頼です。62才男性、腹痛の訴え、

       レベルクリア、多量の血便あり、顔色不良、血圧82と32、

       サーチ92%、お願いできますか?」



一緒に電話を聞いていた先生がOKサインを出した。




あたし 「可能です」





救急車が到着。





・・・・・・・・、




車の中で大声。






「ここはドコなの!?」





救急隊 「病院に着きましたよー、柴田さん、病院ですよー」





ストレッチャーで運ばれ(かなり強引に)処置室のベッドへ。






「きゃぁーーー!

今、触ったわね、触ったでしょ?」





明らかに恋のカマ騒ぎ状態の柴田さん。




暴れまくる柴田さんに先生が一喝。



「浣腸しますよっ!」





その瞬間、意識を失いました柴田さん。




今のうちに状態把握をしないとね。






服を脱がせて、


・・・・・・・・、


・・・・・・・・・・・、




あれ?




柴田さん、男やなかったっけ?




あたし 「あのぉ、この方、男性でしたよね?」

救急隊 「は?本人が、柴田寛一、と言われましたので」




診断の結果、柴田さんは流産。


年齢も62才ではなく、39才。

もちろん女性。




外出先で携帯電話で119要請。

でも、年がら年中外出されてたわけ。




すなわち、浮浪者さん。






柴田さん 「お金が欲しくてね、一回3千円で体を売ったのよ、

       それからはお金がなくなるたびに、体を売ったわ」





かおる 「私も!」










「どゆこと?」
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かおる 「私も昔、デリヘルしてたんです」






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こんな時に、暴露かい、かおるちゃん。


みんなの視線が冷たいよ。





柴田さんは、結局、他の産婦人科に転院してもらいました。






あたし 「柴田さん、また元気になって体を売ってるのかしらねぇ」



かおる 「あ、私もまたデリヘルのバイト再開しました!」







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Last updated  Aug 25, 2008 11:51:37 AM



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