ちょっとちょっとちょっとー　（古っ）



来ましたよ、とうとうやって来ましたよ。





ウクライナ人












違うでー。



なんや、スポーツ選手、

それも砲丸投げ。



身長　２００cm、体重　１２０kg


日本語まったくわからずの、

このウクライナ人。



ってか、



ウクライナ、ってどこ？　みたいな




いつもの、得意技


「キャン　ユー　スピーク　ジャパニーズ？」


ノー！　アイ　キャン　スピーク　ジャパニーズ！








なんか怒ってはるねん。

顔、真っ赤にして怒ってはるねん。



さすがのtaeもタジタジ。



「うーーーん、ペイン？」　看護学校で英語、習うたやろがい

イエス！　ペイン！　イエス！



「ホエア？」　どこが痛いねん、てね

＄＆￥＃：＊～、ペイン！



ほーーーう。



まったくノーアンダースタンド状態。




「せんせ、英語、スピークして」

ち、また　ア　リトルの先生やん




誰かおらんのん？

流暢にしゃべれんでもええわ。


訴えだけでも聞けるイングリッシュマン、おらんか～？



あたしんとこの病院って、

昼間は通訳の人がいてるんです。



が、


がしかーし、


その通訳て、



英語わからん中国人



とりあえずカタコトの単語を駆使してやね、

情報収集した結果、とんでもないこと発見。



エコノミー症候群ってあるでしょ？


長時間同じ体位でおったら、血管に塞栓ができて、

肺とか脳にその血栓がとぶやつ。



ウクライナさん、それやってん。


もちろん即入院。



夜中の２時に電子手帳もって、

うろうろ、うろうろ。



病棟ナースも、


「えーーー？！あたし、英語無理っ！」



どないしょ？

どないする？




どうしようもないなぁ。



ウクライナさん、まだ怒ってました。

怒りながら、点滴台引きずりながら、

病棟にあがっていきはりました。



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こりゃもう終わりかなって　思った時からが勝負