ジャンピングハグ

Apr 26, 2011

カテゴリ：☆OH！GＩＲＬ

４月に入り、

新しいドクター・看護師も増える。

ドクターも当直の研修があり、

２回、二人当直をして、

ソロデビュー。

あたしは夜勤専門なんで、

いろんなドクターとあたる。

もちろん、新しいドクターも。

先週もそうだった。

がしかし、

が、しかーし、

それは序章にすぎなかった。

そう。

物語の始まりにすぎなかったのだ。

「どもぉーー！
　　　よろしくねーー！」

ハイテンション。

麻酔科のドクターやねん。

女医さんやねん。

横井先生っていいます。

「さー、ドンドン診るよー！」

初めはみんなそう。

やる気満々。

まだ医療というものに、

夢と希望を抱いている時。

救急その１：腹痛

（１週間、便が出ない）

救急その２：熱発

（５日前から37℃の熱）

救急その３：転倒

（階段下３段から足を踏み外した）

こんな患者が、

緊急性も何もない患者が、

救急車でくる。

始まって５時間。

横井先生　「ここって、救急病院よ、ね？」

あたし　「そです、救急病院です」

横井先生　「緊急性ない患者、多くない？」

あたし　「そです、緊急性ない患者、多いです」

そんな話をしていたら、

救急搬送のピッチが。

（８２才でCPA、入ります）

横井先生　「よっしゃー！」

麻酔科の先生は挿管好き。

全身麻酔んとき、

挿管するからね。

救急車到着。

挿管準備もおｋ。

ストレッチャーで運ばれた患者は、

すでに救急車内で挿管すみ。

横井先生　「あれ？もう挿管してるん？」

あたし　「そですね、してますね」

横井先生　「・・・・・・・」

あたし　「せんせ、CPRしますよ！」

（CPRとは蘇生のことです）

横井先生　「へ？誰がするの？」

あたし　「せんせと、あたしで！」

あたしと、救急隊員が交代で心マ。

あたし　「せんせ、心マ、かわって！

あたし、ルートキープするから！」

横井先生　「・・・・・・・・・」

「何をしたらいいの？」

後半に続く

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Last updated Apr 26, 2011 09:24:11 AM