PCでも録ってみました
と、いうわけで、
娘二人も見事に風邪をこじらせて自宅待機です。このままいくと今週の金曜日はライブ駄目そうですが。。。例によってボス(妻です)は敢行とのこと。しかしどうやって。。。
ま中止は中止で仕方がないですけどね。それも踏まえて、昨日は自宅でちょこっと実験しました。
よく考えたらボイスレコーダーの圧縮ファイルとwavファイルの比較をしておりませんでしたので、昨日はそれを。
♪ またまたCorcovado
比較用にまたまたCorcovadoなんですけど、よく考えたらファイルサイズの関係上、今迄1曲全部アップしたことありませんでしたので、今回は全体をアップしました。しかしいつものようにVBRだと10MBでアップロード制限に引っ掛かってしまいますので、今回は固定ビットレートですが、それでもライブ録音のVBRよりも音質は良いかもしれんです。
機材は最も手軽なインターフェースTASCAM US122LとSONAR、そしてボーカル用マイクはAKGのC3000、ギターはバランスアウトではなく、そのままライブと同様にギターケーブルを使いましたが。。。
やっぱりというかなんというか、音質にはかなりの差があります。
ボーカルはライブ録音のbeta 58と違う、というのは納得ですが、ギターの音質にも差が出ているのは、おそらくPandoraを使っていることが原因と考えられますね。
Iriver E150を使って自宅で録音したものは、今回のPC録音と比べて、ハイがかなり強調されている感があります。エフェクトは一つも使っていないのですが、おそらくインプット部でそういう調節がされているものと考えられますね。Pandoraはそもそもエレキギター用ですので、それもあるかもしれません。
それもあってか、Iriverを使って録音したファイルではローをシェルフでかなり持ちあげ、同様にハイを下げています。あとは、新型のDuet Nylonと違い、旧型Duet Nylonにはノッチのカット量調節つまみがありますので、ステージでフィードバックに合わせて調節した分を適当に探して補っています。プレゼンスはゼロの設定で弾いていますので、その分を持ちあげたりと、かなりのEQエディットが絡んで来ますね。まあそれは悪いことではありませんが。
しかしやはりPCだとEQはほぼフラットでイケるし、それ以外に使ったエフェクトはリバーブだけという、ノーコンプレッサーの理想が実現します。グランドはノイズが出たら自分でアースを取ればノイズはほぼ乗らないあたり、やはりコンパクトさのために犠牲にしている部分というのは多いかもしれません。
あと、たまたまおとといギターの弦を張り替えましたんで、それもあるかもしれません。ただ、私としては張りたての弦は気持ちイイ一方でシャリシャリしすぎてボディを鳴らすのは結構難儀で、少なくとも1週間ぐらい弾きこんだ弦が好きですけどね。
よく、この新し過ぎる弦のシャリシャリ感が消えたところで「弦が死んだもの」と勘違いする方がいらっしゃいますが、ホントに弦が死ぬと、ギターが鳴らなくなります。なので、すぐ交換したりしないで大事に使ってやって下さいね。まああの「シャリシャリ感」が好き、というならば、それはそれで良いですけど。
ボーカルは、というと、こちらもローをシェルフでカットしている以外はフラットでイケますが、それはBehringerのPAからとったモニターのラインでも同様ですので、やはりPandoraが影響しているというのが大きいのではないでしょうかね。
ボーカル関連で一番の違いは、コンプをかけた時のノイズフロアでしょう。けどあの騒がしい店内で非常に感度の高いコンデンサーマイクは使えないでしょうけど。
また囁くように歌う場合など音量がかなり下がり、ダイナミックマイクだとかなりクチに近いあたりにマイクが来ますので、ポップてんこもりといったケースもありますが、コンデンサーマイクならクチの横から狙っても全然録れますよね。
とりあえず、ギターはPandoraなし、Iriver直入れで録ってみる価値はありそうですね。