と、いうわけで、
PCの不具合で更新もお返事コメントも何もかもできませんでした…参りました。
ブログ更新だけならまだしも、6万ワード程度の中型案件も抱えていたので、かなり難儀しました。中型案件 (私の中では1万ワードまでが小型、10万ワードまでが中型、それ以上が大型というククリになってます) ということは、締切もそれなりに速くやって来るということで、早急な対応がせまられていたため、ウクライナ上陸後初の不具合のために、寒空の中、ショップを渡り歩く羽目に。おかげでまたまた気管支炎になってしまいました。
問題は
1) 電池に充電しなくなった
2) 内蔵のワイヤレスが使えなくなった
で、目下Wi-Fiカフェ等から仕事をすることが多い私としては、命綱2本がいっぺんに切れてしまったような状態。大いに焦って、とりあえず楽天でバッテリーを注文。締め切りまでに間に合わないのは分かっていましたが、注文から1週間後の昨日、日本製セルのバッテリーがEMSで届きました。割と迅速でしたね。
しかし電池を新品に代えてもアダプターは電池に充電しないことが判明。それでもアダプターだけで本体は動いていたので、電源はひとまずそれで、またワイヤレスはとりあえずUSBのワイヤレスアダプタで締め切りまで乗り切れましたけど、今後のことも考えると何とかせんといかんですよね。
というわけで、本日は懸案のアダプターを探す旅に出ました。
それほど面白くない内容かも知れませんが、私と同様に海外でのPCトラブルで困っている方々の参考になるかも知れんと思ったので、逐一ポイントを報告することにしました。
まずはPCですが、来年めでたく減価償却するDell Inspiron 1420 Core2Duo 2Ghz/2GBをVistaからXPに換装して使用してます。最近のPC市場を見ても、新製品があんまりパッとしないんで、Windows7も入れて今後あと2年ぐらい続けてメインで使用するかも知れんです。
続いてバッテリーですが、3年前の製品のバッテリーというのは、もうすでにメーカー在庫がナイという、まるで熱帯雨林気候のようなめまぐるしさで変わってゆく市場では、いわゆる純正品ではないサードパーティー製のバッテリーの使用を余儀なくされることも多いかと思います。
私が手に入れたのは、こちらです。
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ネットなどで「DellのPCはサードパーティー製バッテリーを認識しない、というのは常識です」などという話になっているようですが、その命題は大間違いです。私が購入したものは、ちゃんと認識もすれば充電もします。DellのPCが認識するサードパーティー製バッテリーもある、ということは、まず間違いないですんで、Inspiron 1420をご利用の方は、ご検討されてもいいかと。
まあ私は何も保証は出来ませんけどね。念のため。
しかし、充電・認識しない、というのは、どうやらACアダプターの問題が原因の可能性が大きいようで、ACアダプターに問題があると、アダプターをサードパーティー製などにした場合にバッテリーに充電しない、バッテリーを認識しない、といった問題が出るようですので、充電しなくなった場合は、起動してすぐF2キーでBiosに入って、ACアダプターが「unknown」になっていないかどうかをまず確認してからバッテリー交換を検討するべきでしょう。BiosでACアダプターが「unknown」になっている場合は、ACアダプターが逝ってしまっているということですんで、バッテリーよりも安いACアダプターを購入するだけで、ひとまず問題を解決出来る可能性があります。
そして本日のメイン、ACアダプターですが、こちらも日本から取り寄せが良いかなぁ、とも思いましたが、どうやら多少品番・仕様等が違うようでしたので、現地購入の方が現地の電源に合ったものが手に入るだろう、という考えでしたので、現地で探すことにしました。
まずDellのインターナショナルページでウクライナ、そして「where to buy」をクリックして代理店を検索しましたが、家から徒歩で30分圏内にDistributorが一件ありましたんで、徒歩でテクテク行きました。しかし、到着してみたらなんと卸しかやっていない、と言われてしまって、閉口しましたね。確かにDistributorは卸売と小売の両方の場合がありますけどね、しかし「where to buy」で卸売業者が出て来るってことは、大口購入者だけを対象にしているってことでしょうかね。
いずれにせよ、国によってはそうした可能性もある、ということは念頭に入れておいた方が、無駄な時間と労力を節約することになりますよね。
そんで、例によって「なんでやねん!」と片言のロシア語と英語を混ぜて愚痴ったところ、それを横で聞いていた非常に親切なお客さんが、「オレが面倒みてやるよ」と、別のお店を紹介してくれました。それだけではなく、なんとそこまで車で連れて行ってくれて、帰りも送り返してもらって、もうなんとお礼を言ったらよいやら、ということになってしまいました。
そんなこんなでACアダプターが手に入って、電源系統が一新されて全く問題なく本日のブログ更新を行っておりますが、なぜ以前のACアダプターが故障したか、ワイヤレスが突然使えなくなったか、という問題は一考の価値ありだと思いますんで、ご報告します。
まずワイヤレスなんですが、どうやら電池残量と何らかの形で連動している部分もあるようで、一定残量以下になると動作しなくなるようです。まあワイヤレスがモバイルと深く関連しているというのは明白な事実。電池が消耗して使えなくなる仕組みでも何ら不思議はありませんがね。電池残量がある状態に戻ると、ちゃんと復帰しました。
続いてACアダプターなんですが、PCと接続する側のコードが本体とつながっている部分が弱いので、破損しないよう気を付けなければならない、ということでした。
Dell利用者なら誰もが知っている、あのコード巻き取り便利な形状。ともすれば神経質なほどギッチギチに巻きつけてしまいがちですが、そうすることで、この接続部分を破損する原因となってしまう場合があるので、ある程度ゆとりを持たせてからまき始めると、破損対策になる、と。
また、ウクライナでは、どうやら日本の2極タイプよりもグランドがより確実に取れる構造の3極タイプが標準となっているようです。
まあ今までPCで録音とかしていても、USB電源のインターフェースでさえ、かなりのノイズが乗るので、ウクライナの電源が汚い(つまり「整流が甘い」)のは分かっていましたけど、まあACアダプターは2極で220V対応なんだし大丈夫だろう、とタカをくくっていましたけど、3極が推奨されているようですね。私の問題も、実は地下鉄駅の真上にあるマクドナルドで電源に接続したときに、本体に触れると微弱な電流を感じて以来のことですので、もしかしたらその時の非常に汚い電源でACアダプターが逝ってしまった可能性も高いです。
そうした場合やはり2極型よりも3極型の方が適応しやすいんでしょうかね。まあ現地に長期滞在の予定であれば、現地で販売されているアダプターの仕様と、日本から持参したアダプターの仕様を、一応照合しておいた方が良いかもしれません。仕様が違うようであれば、長期滞在中は現地仕様のアダプターを利用した方が、私のような、いざという時のトラブルを回避することが可能だろうと思われますね。
ちなみに後日談ですが、「中型」6万ワードの案件なんですが、本日同じサイトの追加が6万ワード入って、「大型」に化けました。やっぱり今日手を打っておいて良かったですね。
ホントは内緒なんですが、岡田隊長に喜んでいただけそうなサイトです…ま個人は特定出来ないし、イイでしょう…
てなわけで、PCのバッテリーとかACアダプターで困ってしまったどこかの誰かの参考になれば、なお話でした。
けどですね、今回一番驚いたのは、PCのバッテリー不良という、些細なトラブルから始まる冒険というのも、大いにアリ、ということでしたね。
コメントいただいた皆様スミマセンが明日ちゃんとお返事致します。。。