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と、いうわけで、

Bad Hair Days #1:

  ついに逝く、Dell Inspiron 1420...

逝ってみたいと思います。

先日お亡くなりになった、私の Inspiron 1420…




起業以来、HP のノート、nx9030/CT Pentium M1.6GHz に続く2代目のPCとして2007年に購入以来、今まで頑張って来てくれました。デュアルコア 2.0 GHz は、それまでのシングルコア1.6GHzと比較して「うわ、速っ!!」という印象でした。特にそれまで一昼夜かかっていたビデオレンダリングが数時間で完了するので、それまで敬遠しがちだったファミリービデオ制作のモチベーションを高めてくれました。

ウクライナ渡航以来、アダプターとバッテリー、そしてワイヤレスが機能不全となり、それぞれ新品購入と相成りましたが、それ以後好調でした。

しかし、ある日突然、画面が点滅するようになったかと思ったら、その2日後には通常起動しなくなり、セーフモードのみとなってしまいました。表示画面のスクロールが恐ろしく遅くなり、近所のPCショップで見てもらったら、「GPUがオシャカです」と宣告されました。それで、よく調べたら、なんとInspiron 1420、近年のNVIDIA関連巨大不具合・リコールの筆頭に挙げられていることが判りました。要は設計自体に排熱上の問題がある、ということのようです。私もテレビのニュースでちらっと見てかすかに記憶がありますが、自分が対象だったとは...

ゲーマーでもなく、ビデオ編集を生業とするわけでもない私ですが、翻訳作業で常に複数ウィンドウを立ち上げて作業するため、高速グラフィックボードは業務の要ですので、セーフモードでの作業は大幅な効率ダウン、というか、ほぼ作業不可能となってしまいますので、諦めざるを得ませんでした。無念です。

それでは、何故今まで大丈夫で、今になって問題が顕在化したか、というと、どうも最近頻繁に利用するようになった、Java/Visual C++ベースのソフトウェア (SDL Trados、WordFast Professional)が原因の可能性が高いです。昨年10月にもこのブログで申し上げましたが、9月から10月にかけて、何度かオーバーヒートの症状に見舞われています。

Inspiron 逝去当時は、例によって中型案件対応中だったこともあり、今一度焦って対応策を検討せざるを得なくなり、ウクライナではロシア語OSのPCしか購入不可能ということもあり、夜中にロンドン行きの航空券を予約しかけたその時、Windows 7 Ultimate なら、35カ国語のOSを切り替えて使用可能、ということが分かり、ウクライナ現地でPCを購入することにしました。

近所のPCショップや家電店を見て回り、見つけたのが HP Pavilion dv6 …



先日は「最近のPC市場はパッとしない」と申し上げましたが、いざ購入する段になって良く調べてみたら、ここ2、3年うちに、かなり進歩しているようでした。

CPU/GPU は Core i7 1.6GHz/2.8GHz Max/ Radeon HD 5650 という、日本では昨年販売されていたものですね。クロックはInspiron の2.00GHzから、一昔前のHP nx9030に逆戻り…

と、思いきや、なんと4コアです。しかもハイパースレディング (HT)で、実質8コア、という、一昔前のヒトとなってしまった私には信じられないような仕様となっています。ですので、ウィンドウズの「パフォーマンスモニター」には、なんと8つのグラフエリアが並んでいます。かなり壮観です。



Windows 7 Ultimate は64ビット版ですが、XP版のソフトウェアや32ビット版ソフトウェアにも対応、かつ32ビット版ソフトウェアでは 2.8GHz までのクロックアップがキックインする、という。一昔前ではあり得ないような仕様になっていますね。

それで早速 64ビット版のソフト、Cakewalk Sonar をインストールしてみたんですが、インストール中のダイアログボックスが機関銃のように一瞬のうちにバカバカ出て消えてしまうので、全く読めません。これは強烈…

そして今回テーマの肝、Windows 7 Ultimate の「複数言語切り替え機能」なんですが、至って簡単です。OSのインストール自体も、初回は英語・ロシア語のいずれかを選択可能でしたので、他の原語版のOSでも同様かと思います。

Windows Updateでは各言語のインストールが毎回表示されますが、全部インストールすると起動に5分以上を要する、という報告がありましたので、私は英語・日本語、元となるロシア語、そして現地語のウクライナ語の4つだけをインストールしています。

必要な言語をインストールした後、それらをセットアップします。すると起動画面の「ウィンドウズを起動しています」というメッセージまでもが、完全に別の原語に切り替わります。すごいです。

切り替えはこんな感じ。



切り替え後はログオフが必要です。しかしユーザーアカウントごとの切り替えも可能のようですので、言語によってユーザーアカウントを切り替える、というのもアリでしょう。

起動時の言語設定を切り替えるには、同じ Region and Language ウィンドウの Administrative タブ上から Copy Settings...ボタンを押すと、次の画面が出て設定できます。



アメリカから日本に帰国当時は、それまでほぼ全くと言っていいほど日本語OSを見たことのなかった私。しかも日本語版OSの不自然な日本語には大いに困惑しましたが、6年間の生活のうちに慣れた、というのもあります。しかしやはりいまだに英語OSの方が分かりやすいこともあり、英語に設定していますが、全てを英語に設定してしまうと、たとえば先ほど例に出したSONARなどの英語非対応の日本語版ソフトが文字化けする可能性があります。

こんな風に…



これは通常、ユニコード非対応ソフトのシステムロケールを Japanese (Japan) にしておけば大丈夫ですが、それでも駄目な場合であっても、同じRegion and Language ウィンドウ内のFormatsタブの「Format」を「Japanese (Japan)」にしておけば、ちゃんと日本語が表示されるようになる場合があるようです。



もうひとつ、 英語版IEなどは、日本語表示フォントを切り替えないと、句読点が中点(なかぐろ「・」)の位置に来てしまったりする場合があるようですので、表示用のフォントを「メイリオ」や「MS P」などに切り替えておく必要があると思います。

最後に、これは海外仕様のPCではどうしようもない問題ですが、ハードウェアキーボードの配置が日本語PCとは異なるものとなってしまいます。これも遥か昔にこのブログで申し上げましたが、横長のリターンキーを使わなければならない、日本語のPC だと Shift+8、9 が「( )」となるのに対し、英語版はShift+9、10 が「( )」となるなど、微妙に違うキーボードの利用を余儀なくされます。

私の場合、PCを本格的に利用し始めたのが米国だったこともあり、むしろ米国仕様のキーボード配置の方が使いやすいのですが、たとえば「無変換・カタカナ・ひらがな」切り替えキーが無いなどで困惑されることもあるかもしれません。

この場合、IME (Region and Input Language > Change Keyboards...を押してText Services and Input Language > Keyboard から利用するIMEのPropertiesを開く) のプロパティ > 「全般」タブ > 「編集操作」 > 「変更」と選択すると、個別に設定可能ですので、たとえば IMEのオン・オフは通常Alt + ~ (Alt + チルダ) キーという、非常に不便なキー操作となりますので、翻訳など、頻繁に日英・英日切り替えを行う場合は、これを、たとえばシフト+スペース(通常は全角スペース・半角スペース入力の一時的な変更) 等に変更しておけば、あとはその操作に慣れるだけです。



ちなみに、キーボードの入力言語切り替え方法として、キーボードごと切り替える (Alt+シフト、ctrl+シフト等) という方法もありますが、この方法だと日本語に切り替わったときに入力言語が無変換 (早い話が英語) になってしまい、毎回マウス操作でひらがな入力等に切り替える必要があり、キーボードから手が離れるので大幅な時間的ロスとなりますので、ことさら米国仕様のハードウェアキーボード上の英日・日英切り替えは、入力言語切り替えではなく、IMEのオン・オフ切り替えが使いやすいと思います。

てなわけで、海外でPC購入を余儀なくされた際、または海外の友人からPCを譲り受けた場合など、お役に立てて頂ければ、きっと私のInspiron 1420も報われると思います...















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Last updated  Mar 10, 2011 07:18:03 AM
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