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カテゴリ:シュミやら何やら写真
と、いうわけで、 本日は娘達の日本語補習校の終業式でした。 ま現地校のほうはとっくに夏休みに入ってますんで、もう彼女達は既に「夏休み」ムードばりばりで出掛けましたが… それが原因かどうかは分かりませんが、また遅刻してしまいました。 先般申し上げている通り、既に夏真っ盛りを迎えているキエフです。 力強い夏の緑がつくる木陰が非常に心地よいです。
今年1年生になったばかりの上の娘にとっては、初の夏休み。 自分の「初めての夏休み」といえば、蝉しぐれの中、終業式を兼ねた朝礼で長いこと校庭で夏の日差しに焦がされ、そのあとは大掃除とあっという間に午前中が終わり、壁の習字や絵も外されて塗りたてのワックスの匂いだけが残された教室を後にするとなると、しばらくその余韻に浸っていたいような気にさせられたのを覚えていますね。 習字の道具や絵の具などで普段の授業に必要な教科書よりも格段に重くなった荷物を背負って帰途に着くと、「夏休みってやつは、なんて面倒なんだろう」とも思ったけれど、皆が楽しみにしている「夏休み」ってやつは、きっとイイもんに違いないだろう、という期待を胸にタラタラ歩くいつもの通学路。 しかし遂に疲れて絵の具も習字道具も、はたまたランドセルまでもを落とすように地面に置いて立ち止まると、夏の日差しに輝く柊の垣根の反射が目に眩しく、一層期待に胸が膨らんだものでしたがねえ。
しかし30余年を過ぎた今、日差しが眩しすぎて木陰を探している自分というのは、やっぱり歳を食った、ってことでしょうかね。
今までもたまに見かけることがありましたが、本日は覚えているだけで4組のカップルに遭遇しました。June Bride たけなわ、ということでしょうか。
参列者や写真屋さんにまぎれて撮影しがてら、参列者の方々にちょこっと話を伺いましたが、どうもウクライナでは、結婚式に自分が卒業した大学で記念撮影する、というのが通例となっているようでした。
いやー見てるとかなり照れてしまいますがね。て自分も数年前に同じことをしていたかと思うと、今更ながら赤面してしまいますが…
んで式を挙げてから日本に帰って、挙式のために有給休暇を貰った会社の皆さんに、報告として「こんなでした」と式のDVDを見せたら、口の悪い同僚が「B級ポ○ノ映画の序盤みたいだ」とヒトコト。 けど、私は式を撮影していた写真屋さんやビデオクルーの言われた通りにしていただけなんですけどね。 今日のカップル3組も、写真屋さんに「ああしてくれ、こうしてくれ」と散々リクエストされていましたが、しかしはたから見るとその同僚のコメントも強ち悪い冗談でもないかもしれん、と。 まあ式はともかく、その後の方が数百万倍大事なのは言うまでもありませんが… てなわけで、キエフの熱~い結婚式のスナップでした。
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