道玄坂洋楽英語倶楽部
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toni t
翻訳者・通訳者・プロミュージシャンにして、2児の父。元は英会話ワークショップのブログとしてスタート。現在はなんとウクライナから音楽・英語・翻訳の専門知識、動画・趣味の写真を紹介してます!!
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と、いうわけで、 ほぼ予定通りウクライナに戻っておりましたが... キエフに戻って以来、なんとロシア大使館主催の「ロシアの懐メロ」コンサート出演という、これまたとんでもない展開が待っていて、更新の時間が取れませんでしたが... ワルシャワ案件は、2日延長という、ほぼ予定通りで修了し、ホテルに戻ってから時間はありましたが、なんせネットが強烈に遅くてブログ更新どころの騒ぎではありませんでした。 ホテルに戻ってからの翻訳もあったので、結局夜中に隣のホテル(ネット接続が4倍ぐらい速かった)の喫茶店で仕事、という不便を強いられてしまいました。 あんまり頭に来たんで、speedtest.netのスクリーンショット撮ってきました。 まあこれで腹の虫がおさまるか、というと、そんなことはありませんが。 そんで、本日復帰分は、「ウクライナと似ているポーランド」ということで、逝ってみたいと思います。 到着直後のポスティングでも申し上げましたが、ディテールがそこはかとなく違うものの、ウクライナとポーランドは共通点がかなり多いという印象を受けました。 まあ「隣の国」ということもあり、似ていてもナンの不思議もありませんが。 ちなみにポーランド語とウクライナ語が似ているのも有名な話で、ウクライナ人とポーランド人の間では、会話が通じるそうです。 しかし書き言葉にすると、ポーランド語はローマ文字セット系、ウクライナ語はキリル文字セット系という相違があります。ちなみにポーランドの国教はカトリック、ウクライナは正教なので、その辺の違いが影響してるのかもしれませんが、確認してません。 LAの町外れ、グレンデールとの境に住んでた頃、家のすぐ近所にポーランド料理店があって、旨くて価格も手ごろだったんでそこのランチをほぼ毎日食べてたんですが、今思い返せば、料理も大部分がウクライナと共通ですね。 マッシュポテトが入ったギョウザ系のレシピは、ウクライナでは「ヴァレニキ」、ポーランドでは確か「ピェロギ」だったと思いますが、名前が違うだけで、同じなんじゃないか、と。そんで、粗挽きソーセージのデカいの(ウクライナでは「カルバスカ」というやつ)が一本付いて3ドルちょい、という、当時としては驚愕の価格でした。 そんで、家財道具や車など売り払っていざ日本に帰ることになって、そこのポーランド人店主と話をしたら、「俺が空港まで送ってやる」と、ふだんケータリングで使っているバンで空港まで送ってもらいました。ちょうどバスなど公共交通機関がストに入っていたんで、LAでの必需品、車を売っ払ってしまった身としては、ホント助かりましたが... そんで、その8年後にその店主の故郷、ポーランドに行ってみた感じとしては、ヒトコトで言えば「ウクライナと似ている」ということになりますが、大きな相違として、ウクライナ人女性の顔は硬直気味であることが多いのに対し、ポーランド女性は皆柔和な笑顔が素敵でしたね。なぜ、こんな違いが出るのかとも思いましたが、ひとえに国民性、ということなんでしょうか。 ちなみにロシアではウクライナよりもさらに女性達の顔が硬直していたのを覚えていますんで、地理的な配置から見て、ポーランド、ウクライナ、そしてロシアと、漸進的に変化しているような気もしますね。その論理で行くと、ドイツ、フランスと西へ進むと、さらに女性達の顔が柔和になると言うことになりますが、はてどうでしょうか... ステレオタイピングは嫌いですがね、どうにもそうした傾向が顕著だったんで、一考の余地があるんでは、と。 ちなみにワルシャワの都市の規模を調べましたが、人口・エリアの両面ともにキエフの3分の2程度でした。(キエフ250万人・827km2, ワルシャワ170万人・517km2) 来てすぐ直感的にワルシャワはキエフより小さい気がしましたが、実にその通りだった、というわけでした。 しかし、どうやらポーランドは一極集中型の都市構成ではなく、ワルシャワと同規模の都市が他にもある、とのことでしたんで、そのへんウクライナはどうなんだろうな、といったところですがね。また、EU加盟国であるポーランドは経済的にある程度の進展を見せているようで、市場参入している金融機関を象徴するような、高層のミラー張りオフィスビルが何軒か立ち、他方ではホームレスの方々の姿が目立ちました。両方ともキエフではそれほど見られないですね。 まあ物価はそれほど変わりませんでしたが。 と、本日はワルシャワの空港付近のホテルの近所を散歩した時の写真ですが、一見してキエフとの違いが分からないです。 ちなみに空港付近のホテル周辺には何もないのですが、なぜか徒歩10分圏内にワルシャワ最大の楽器店があり、2度ほど足を運びましたが、30代後半の店長と話したところ、 「昔は何か欲しいものがあったら、考える必要があった。誰と話をして、どのようにして普通は手に入らないもの(楽器)を手に入れるかを常に考えていた。ミルクひとつ買うにも大行列に並ばなければならない時代さえあった。今の若者にしてみれば、そんなの簡単なことだ。なぜなら手に入れたいものがあったら、お金さえあれば手に入れることが出来る。」 とのコメントでした。 これ、キエフでもよく耳にする語り口です。(新体制の勘違いも含めて。) しかしこの楽器店でさえ、品揃えは良いとは言えず、逆にキエフの楽器店の方が良かったような気もしました。 ただし、この楽器屋では、これから楽器を始めようという人たちのためには、良質な初心者用の楽器がふんだんに揃っており、楽器は「高級品」だけ、さもなければ「使い物にならない初心者用」の両極端であるキエフの楽器店と比較すると、もしかしたら市場の相違をそのまま反映しているものとも考えられましたね。 てなわけで、忘れないうちに印象を日記にしておこうと思い、本日はこのお題で逝きましたが、まだワルシャワの写真がありますんで、近いうちにアップしようとおもいます。
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